「ハゲの予防法で、普段の生活でできる予防方法が知りたい!」 という悩みをお持ちではないですか? 最近薄毛になってきたような気がするからその進行を止めたい。でも、なるべくお金をかけずに自分でハゲにならないための予防がしたいですよね。 そんな方のために、この記事では、 ・ハゲになる原因 ・食事・食べ物の面での予防方法 ・予防に効果的なサプリ ・生活習慣の面での予防方法 ・ハゲ予防につながるマッサージ法 ・入浴時の予防方法とおすすめのシャンプー ・ハゲ予防におすすめの育毛剤 について、10年間、生活のあらゆる面から薄毛対策をしてきた育毛アドバイザーの私がご説明しています。 その他にも遺伝のハゲでも予防する意味や、禁欲すればハゲ予防になるのかについてもご説明します。 この記事によって、ハゲを未然に防ぐことができ、ハゲとは無縁の人生を送るための手助けになれば幸いです。
目次
- 1 ハゲを予防の前に知っておこう!ハゲになる原因
- 2 ハゲの原因が遺伝だったら、予防対策をすることに意味はあるの?
- 3 ハゲを予防するなら絶対やってはいけない2つの習慣
- 4 1.食事・食べ物など食生活の面での予防方法
- 5 2.ハゲの予防につながる効果的なサプリは?亜鉛は有効?
- 6 3.生活習慣の面でのハゲ予防方法7選!
- 7 4.ハゲ予防につながる頭皮マッサージの効果的な方法論
- 8 5.ヘアケア・スカルプケアでハゲを予防しよう!ハゲ予防にコンディショナーは必要?
- 9 入浴時のハゲ予防方法をご紹介!
- 10 シャンプーを選ぶ際の2つのポイントとおすすめシャンプー
- 11 禁欲すればハゲ予防になるってホント?
- 12 日常的な対策だけではダメ?AGAならクリニック診断を受けるべき?
- 13 AGAなら、ハゲの予防には育毛剤が有効!
- 14 ハゲ予防におすすめの育毛剤
- 15 もしAGAに心当たりがあるなら、育毛剤を使ってハゲ予防をしよう!
ハゲを予防の前に知っておこう!ハゲになる原因
予防をするためには、まず何が原因でハゲになっていくかを知ることは大切です。 なので、まずはハゲになる原因から説明していきますね。1.乱れた生活習慣
生活習慣が乱れていることは、ハゲの原因となります。 生活習慣の乱れには、 ・睡眠不足 ・極端に偏った食生活 ・不衛生な状態 ・運動不足 などが挙げられます。 これらが長く続くと頭皮の血行不良が起こり、栄養が不足し健やかな髪の毛が生えなくなってしまいます。 でも逆を言えば、生活習慣が正しければ、ハゲの予防につながるということですよね! このあとにも生活習慣を正してハゲを予防する方法を1つずつ紹介していきますので、よかったらチェックしていってくださいね。2.間違ったヘアケアをしている
ヘアケアの方法が間違っていると、頭皮にダメージが蓄積してしまったり、頭皮に脂が溜まってしまいます。 その結果、抜け毛につながるフケ・かゆみが発生してしまいます。 ワックスやカラーリングなど、頭皮に負担がかかるものを使われる方も要注意ですね。 健康な頭皮を保つためには、良いシャンプーを使うこと、そして正しい方法でヘアケアをすることが重要です。 そのシャンプーや正しいヘアケア方法についても後ほど説明するので、参考になればと思います。3.過剰なストレス
多大なストレスがかかることは、薄毛の方にとってはいいものではありません。 ストレスが溜まっていると血管収縮が起こり、血行不良や栄養不足が起こります。 そうなると頭に血液や栄養が行き渡らず、髪の毛が不健康に育ってしまい、抜け毛などの原因になってしまうからです。4.男性ホルモンの影響
実は、ハゲになる原因として最も多いのが、この男性ホルモンの影響と言われています。 頭皮には5αリダクターゼという悪玉還元酵素が多く存在しています。 しかし男性ホルモンが頭皮の5αリダクターゼなどと結合すると、「ジヒドロテストステロン(DHT)」という脱毛物質に変化してしまい、抜け毛が促進されていってしまうのです。 このように、男性ホルモンの影響で薄毛、ハゲなってしまった状態をAGAといいます。 AGAに対処する方法もお伝えしますが、まずはそれ以外の原因に対処する方法からお伝えしていきますね。 次はハゲと遺伝の関係について、ご説明します。ハゲの原因が遺伝だったら、予防対策をすることに意味はあるの?
「父親がハゲているから・・・」 など、もし薄毛になった原因が遺伝だったら、予防することに意味はないのではないか? と思うかもしれません。 ハゲは、頭皮にあるDHTという男性ホルモンによって、髪の毛の成長が阻害されたり抜け毛を引き起こしてしまいます。 そしてそのDHTの生成のしやすさは、遺伝によって決まります。 つまり、ハゲのなりやすさは遺伝で決まる部分もあるということは否定できません。 しかし、それでも対策ををすることは、ハゲを予防するために非常に効果的だと思います。 なぜなら、そのような遺伝があったとしても、生活習慣を正しくして、良好な頭皮環境が作れていれば、薄毛はなかなか進行しにくいと考えられているからです。 実際私の知り合いには、父親も祖父がハゲているのに、本人はハゲていない人がいます。 遺伝だからといって、予防を諦める必要はまったくないのです。 なので、これからハゲの予防方法がをお伝えしていきますので、このあとも是非読み進めていってみてくださいね!ハゲを予防するなら絶対やってはいけない2つの習慣
「ハゲを予防するならこれはやめなければならない!」ということが2つありますので、1つずつご紹介しますね。1.喫煙
ハゲ予防をするなら、喫煙は本当におすすめしません。 喫煙をすると血流が悪くなり、それが髪の毛への血流不足を引き起こし、抜け毛の原因となるからです。 また、喫煙すると、取り入れたニコチンがビタミンCを破壊し、ビタミンCが不足します。 そうなる事でコラーゲン生成が抑えられてしまい、肌環境が悪化してしまうんです。2.睡眠不足
私達の頭皮は、日常生活の中で、いろんなダメージにさらされています。 紫外線にさらされることでもダメージを受けますし、シャンプーをしているときだけでなく、なんとなく頭をかいたときにも頭皮はダメージを受けます。 そしてこれらの頭皮へのダメージは、睡眠時に修復されています。 しかし、睡眠不足だと、頭皮のダメージの修復時間が短くなり、頭皮の修復に重要な役割を果たす成長ホルモンが適切に分泌されなくなってしまいます。 その結果、頭皮のダメージが修復されなくなり、ハゲが進行してしまうのです。 また、睡眠不足は、体内の血流にも悪影響を及ぼします。 人間の自律神経には交感神経と副交感神経があります。 そのうち、寝ている間は副交感神経が優位となり、全身の血行が良くなります。 しかし睡眠不足になると、交感神経が優位の状況が持続してしまい、血管が収縮して血行に悪影響を及ぼします。 血行が悪いと、血液や栄養素が頭に上手く流れなくなり、頭皮や髪に十分な栄養が届かなくまります。 その結果、髪の毛が細く弱くなり、薄毛の状態になってしまうのです。 ハゲを予防するには、睡眠を見直すことも大事です。 正しい睡眠方法についても後ほど説明しますので、チェックしてみてくださいね。 次は、食生活の面からハゲを予防するにはどうすればいいかについて、ご紹介します。1.食事・食べ物など食生活の面での予防方法
ハゲを予防をするには、主に以下の方法があります。 ・週一でいいから納豆を食べる ・のりとごま ・煮干し ・ラーメンやカップラーメンは食べない ・起きたあとと寝る前に水を飲む ・大事な栄養素を普段の食生活に取り入れる 次から、1つずつ見ていきますね。納豆を食べる
上に上げた方法の中でも、納豆が最も簡単に素早く髪のための栄養を摂れる食べ物だと思います。 納豆は ・イソフラボン ・亜鉛 ・タンパク質 を多く含み、頭皮と髪の毛に優しいからです。 外食の際に納豆がメニューの中に入っているお店はありますので、週に1回でいいのでそのようなお店でおかずとして頼むだけで、元気な髪の毛や頭皮につながります。のりとごまを食べる
のりとゴマも簡単に摂れる食べ物なので、おすすめです。 のりとゴマには、髪に優しい以下のような成分が含まれているからです。のり | 髪の原料となるアミノ酸「シスチン」が豊富。また皮膚の老化を緩和することを期待できる「カロチン」が豊富。 |
ゴマ | 頭皮に嬉しい栄養素「ビタミンB6」「たんぱく質」「亜鉛」が豊富で、頭皮の老化を防ぐ効果のある「セサミン」も含有。 |
煮干しを食べる
間食にチョコレートやスナック菓子などを食べると、お菓子に含まれる糖質や油分の影響で皮脂が増加し、ハゲにつながる恐れがあります。 そこで、もし間食するなら、「煮干し」を食べるのがおすすめです。 なぜなら、煮干しには毛髪に良いとされる「亜鉛」や「ビタミンB6」が豊富に含まれているからです。 といっても今まで食べていたお菓子を全て煮干しに変えるとなると無理が生じます。 なので、普段食べるお菓子の中に、少しでもいいので煮干しを取り入れて予防していきましょう。ラーメンやカップラーメンを避ける
ラーメン屋さんのラーメンやカップラーメンは、頭皮や髪の毛にあまりよくありません。 なぜならこれらには ・塩分 ・食品添加物 ・油分 といった、頭皮や髪に悪い成分が非常に多く含まれているからです。 まずは、ラーメンを食べるのを1回我慢するところから始めてみることをおすすめします。 もしどうしても食べたいとなってしまったら、可能ならラーメン屋で「味薄め」「油少なめ」で頼んだり、「のり」や「卵」などの髪に優しい食べ物をトッピングにして一緒に食べると、髪へのダメージの軽減につながります。起きたあとと寝る前に水を飲む
起床後や就寝前に水を飲むのも、ハゲ予防に効果的です。 睡眠中は水分がどうしても不足しがちになってしまいます。 体内の水分が足りなくなると血液がドロドロになってしまい、頭皮や髪の毛に必要な栄養を送るための血液循環が悪くなってしまうからです。 水分補給をすることで頭皮への血行がよくなってハゲの予防につながりますので、寝る前や起床後にコップ1杯の水を飲むのがおすすめです。ハゲ予防に大事な栄養素を普段の食生活に取り入れる
ハゲを予防するために、どんな栄養素が必要なのかを知ることは非常に重要です。 なので、髪の毛や頭皮を元気にするのに大事な栄養素と、代表的な食べ物を以下に列挙します。 毎日全ての食べ物を食べる必要は全く無いので、この中でご自身の好きな食べ物や食べやすい食べ物から、少しずつ普段の食生活に取り入れていきましょう。働き | 主な食材 | |
ビタミンA | 皮膚を丈夫に保ち、頭皮の乾燥を防ぐ。 |
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ビタミンB6 | 摂取したたんぱく質の吸収を促す。 |
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ビタミンD | 髪の毛に必要なカルシウムを効率良く吸収するために必要。 |
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たんぱく質 | 髪の毛の原料。アミノ酸からたんぱく質は作られる。 |
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ヨウ素 | 髪の毛の育成を促進。 |
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イソフラボン | 脱毛ホルモンを抑制。 |
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亜鉛 |
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カプサイシン | 血行を促進し、頭皮に栄養を行き渡らせる。 |
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2.ハゲの予防につながる効果的なサプリは?亜鉛は有効?
食事でなくても、サプリなどで手軽に上記の栄養素を補うことはできます。以下の栄養素の入ったサプリを飲んでみましょう。- ビタミンA
- ビタミンB6
- ビタミンD
- たんぱく質
- ヨウ素
- イソフラボン
- 亜鉛
- カプサイシン
- 食事から摂取したタンパク質を髪の毛の主要成分である「ケラチン」に合成する働き
- AGAの原因である「5αリダクターゼ」を抑制する働き
- 細胞の再生を促す働き
3.生活習慣の面でのハゲ予防方法7選!
ここでは、生活習慣の面でハゲを予防するには、主に以下の方法があります。 ・禁煙 ・十分な睡眠を取る ・ストレスの発散 ・適度な運動 ・サウナに行く ・当ひまわりの空気の入れ替え ・紫外線を避ける では、次から1つずつ見ていきますね。禁煙
前にも説明したとおり、タバコのニコチンには血管を収縮して血流が悪くする働きがあります。 健康的な髪のために必要な栄養素は、血流を通して頭皮まで運ばれます。 なので、タバコによる血流の悪化は薄毛の原因の一つと言えます。 1日1箱を吸った場合、タバコには月12,000~15,000円の経費がかかってしまいます。 薄毛進行の原因となるタバコがやめられれば、頭皮の面でも健康面でもお金の面でも大きなメリットがありますので、一度挑戦してみるものいいと思います。十分な睡眠を摂る
先程も説明したように、睡眠不足だと、頭皮の修復時間が短くなってしまったり、体の血流が悪くなって、薄毛の原因となります。 なので、ハゲの予防のためには、睡眠の質の高さと十分な睡眠時間が求められます。睡眠のゴールデンタイムを活用しよう!
午後10時から午前2時までは髪の再生が活発な時間帯で、「ゴールデンタイム」と呼ばれています。 睡眠不足になりそうなときでも、このゴールデンタイムの間に睡眠時間をとっていれば、髪の再生につながります。睡眠サイクルを知ろう!
睡眠はハゲ予防のためにはとても大事ですが、睡眠時間を十分とれない場合もあるかと思います。 しかし、睡眠の質を高めていくことができれば、それでもハゲの予防につながります。 では睡眠の質を上げるためにはどうすればいいのかというと、90分の睡眠サイクルを意識して寝ることです。 個人差はあるものの、人はノンレム睡眠(深い睡眠)とレム睡眠(浅い眠り)を90分周期で繰り返します。 そして、寝始めて最初の90分が、最も眠りが深い状態となります。 つまり、この最初の90分の間にどれだけ深く眠れるかが、睡眠の質に深く関わってくるのです。 また睡眠中は副交感神経が優位な状態で、安心してリラックスした状態になります。 逆を言えば、リラックスしていれば、起きていても副交感神経が優位な状態となります。 なので、就寝前にリラックスしていれば、すぐに眠りに入れて質の高い眠りを実現することができます。 就寝前にリラックスするには、ホットミルクを飲むのがおすすめです。 温かい飲み物を飲むことで代謝が上がって血流がよくなりますし、牛乳を飲むことで体内で生成するオピオイドペプチドにはリラックス作用があります。 また、寝る前にスマホやパソコンのブルーライトを浴びると、夜に増加するはずの「メラトニン」という睡眠に不可欠なホルモンが抑制されてしまいます。 なので、就寝前はスマホやパソコンを操作しないように気をつけましょう。 これを実践することで、睡眠リズムが整って自律神経やホルモンの働きが良くなりますので、元気な髪の毛が育ちます。 たとえ髪の毛のためでなくてもぐっすり寝れるのは気持ちがいいですし、翌日のパフォーマンスも上がるので、1石3鳥ですよね!ストレスの発散
先程も説明したように、ストレスは血行不良につながり、薄毛の原因となります。 なので、ストレスは適度に発散し、一人でストレスを溜め込まないように心がけましょう。 たとえば自分の趣味に没頭するであったり、人と話す機会を設けるなど、自分に合ったストレスの発散方法でうまく発散し、健康的な頭皮と髪の毛を保ちましょう。適度な運動
適度な運動はハゲの予防につながります。 運動をすることは、ストレス解消にもつながり、全身の血行を良くして髪の毛に栄養を届けることにもつながるからです。 また、人は汗と同時にDHTという脱毛の原因となるホルモンも同時に排出しますので、こういった面からもハゲ予防につながります。 また運動するなら、有酸素運動がオススメです。 有酸素運動とは、ウォーキングやジョギングなど負荷が軽く、長時間続けられる運動のことです。 ずっと運動する必要はなく、昼休みに散歩を取り入れてみるだけでもいいので、有酸素運動をしてハゲを予防していきましょう。サウナに行く
サウナに行くのも、ハゲ予防に効果的です。 サウナに入ると体温が上がって血行が良くなり、頭皮や髪の毛に栄養が行き渡りやすくなるからです。 さらに汗もかきますので、それと同時に脱毛ホルモンであるDHTも排出され、薄毛進行の防止につながります。頭皮周りの空気の入れ替え
帽子やヘルメットを長時間かぶることにより蒸れた状態が続くと、細菌が発生して頭皮や髪の毛がダメージを負う可能性があります。 なので定期的に帽子やヘルメットを取るなどして空気を入れ替え、頭皮が蒸れないようにすることで、ハゲ予防につながります。紫外線を避ける
紫外線を頭皮に浴びると頭皮が炎症を起こし、毛根がダメージを受けるかもしれません。 日差しの強い日は帽子をかぶるなどして、紫外線から頭皮を守りましょう。 「頭皮周りの空気の入れ替え」で説明したように、帽子はかぶり方にさえ気をつければハゲへの影響はありません。 なので空気の入れ替えに気をつけながら帽子をかぶり、ハゲの予防につとめましょう。 次は、「お金をかけずにハゲを予防したい」という方に、頭皮マッサージでハゲを予防する方法について、ご説明しますね。4.ハゲ予防につながる頭皮マッサージの効果的な方法論
「お金をかけずにハゲを予防したい!」 そんな方におすすめなのが、頭皮マッサージです。 マッサージ法さえ一度覚えてしまえば、一切お金をかけずに健康な頭皮を保てるからです。 頭皮マッサージをすると、血流が良くなり頭皮に栄養が行きわたって、健康な髪の毛が育ちます。 その結果、抜け毛予防と発毛促進につながります。 ちなみに自分の頭皮を指で押してみて、頭皮が硬くて張っている感触があったら血行が悪い可能性がありますので、チェックしてみてくださいね。 また頭皮マッサージにはリラックスやストレス緩和にも効果的ですので、是非習慣にしたいところですね。 さらに頭皮マッサージには、他にも頭皮の毛穴の詰まりを解消し、キレイな頭皮環境を作る効果があります。 しかし、間違った頭皮マッサージを行うと、頭痛を起こしたり予防にとって逆効果となってしまう恐れがあります。 でもこれから正しいマッサージ法をお伝えするので、ご安心くださいね。正しいマッサージ法でハゲを予防しよう!
「頭皮マッサージをするだけでフサフサになる!」 と話題になり、TV出演や著書の執筆もなさっている板羽忠徳先生が考案された頭皮マッサージ法があります。 今回はその頭皮マッサージ法を、4つのポイントをおさえて伝授します!板羽式頭皮マッサージ 4種の組み手!
①ヒトデの手 まず5本の指を、同じ方向を向けた状態にします。 その5本の指を使って頭頂部や側頭部の頭皮を寄せたり、回したりしてマッサージします。 ②エイの手 左右の手を交互に組み、親指を上に立てます。 次にその両手を頭頂部や後頭部にもっていき、マッサージしていきます。 後頭部では親指でツボ(てんちゅう、ふうち)を押すと、さらに効果的です。 ③カニの組手 両手の手のひらをこちら側に向けて、重ねます(どちらの手が手前でも大丈夫です)。 次に一方の親指の指先と、もう片方の人差し指の指先同士を合わせて、カニのような形を作ります。 この両人差し指と親指とを使って、額から頭頂部にかけてマッサージをしていきます。 ④イソギンチャクの手 両手の手のひらをこちら側に向けて、手のひら側で親指以外の指を交互に組みます。 この両手を使って、頭頂部を引き上げるようにマッサージしていきます。 次は髪を洗う際のヘアケア・スカルプケアでハゲを予防する方法について、ご説明しますね。5.ヘアケア・スカルプケアでハゲを予防しよう!ハゲ予防にコンディショナーは必要?
以前にお伝えしたマッサージ法と同じように、髪の洗い方も間違った方法ですると、頭皮の環境が悪化する可能性があります。 そこで、髪に優しい洗い方をするための2つのポイントについて、お話しします。1.正しい「洗髪方法」を身につけよう
間違った洗髪方法をするのは、薄毛の進行にもつながりかねません。 例えば1日の洗髪の回数が多すぎたり、爪で頭皮を傷つけたりすると、頭皮の皮脂が過剰に分泌されてしまい、薄毛の原因となります。 他にも、シャンプーの前後にするべきことをしていないせいで、頭皮の汚れが残ってしまい、ハゲを進行させてしまう恐れがあります。 しかし「正しい髪の洗い方」をすることで、頭皮環境が良くなって薄毛の予防につながります。 その正しい方法についても後でじっくりご説明しますので、このまま読み進めていってくださいね。頭皮に良い「シャンプー」を使おう
シャンプーは、頭皮や髪についた汚れを落としてくれたり、余分な皮脂を落としてくれます。 しかしシャンプーを選ぶ際には、慎重でなければなりません。 シャンプーの中には洗浄力の強すぎるシャンプーがあります。 洗浄力の強すぎるシャンプーを使うと頭皮に強い刺激がかかって「皮脂の過剰分泌」を引き起こしてしまい、ハゲにつながる可能性があります。 また、シャンプーの中には、髪の香りやツヤを意識して開発されたものがあります。 しかし、これらの香りやツヤのための成分は、ハゲ予防のためには余計な成分です。 シャンプーを選ぶときには、皮脂を適度に落としてくれて、余計な成分が含まれていない「頭皮に優しいシャンプー」を選びましょう。 簡単にではありますが、頭皮や髪の毛にいいシャンプーの選び方をご紹介します。 ①アミノ酸系シャンプーを使用すること 少し高いですが、髪と地肌に優しいです。 ②ノンシリコンのシャンプーを使用すること ノンシリコンシャンプーは、毛穴詰りの防止につながると言われています。 ③育毛効果があり頭皮の保湿効果があるもの シャンプーの中には、育毛効果や頭皮を保湿してくれるものもあります。 なので、そのようなシャンプーを使用することもハゲ予防につながります。 次は、入浴時にできる予防方法とおすすめシャンプーについてご説明しますね。入浴時のハゲ予防方法をご紹介!
次は 「入浴時には何に気をつけたらいいんだろう?」 と気になるときのために、入浴時にできるハゲ予防方法をお伝えします。1. 風呂に入る前に髪をとかす
髪の毛が絡まった状態で髪を洗うと、髪の毛の絡まっているところを洗ったときに毛根に強い負荷がかかってしまいます。 なので、入浴前や洗髪前に手ぐしやブラシなどで髪をとかしておくといいです。2. シャンプーの前はぬるめのお湯でよく流す
シャンプーをつける前に、38度くらいのぬるめのお湯で髪の毛をすすぎます。 そうすることで、シャンプーをつけたときに、頭皮や髪の毛にかかる刺激を減らすことができます。 また、シャンプーを使わずに髪の毛の汚れを落とすことができるので、髪の毛をよりよく洗うことができ、シャンプーの節約にもつながります。3. シャンプーは手でよく泡立ててから頭につける
シャンプーを泡立てずに頭皮や髪の毛につけると、髪の毛でシャンプーを泡立てることになってしまい、頭皮に余計な負荷がかかってしまいます。 なので、シャンプーは泡立たせてから使うと、頭皮に優しく洗うことができます。 とはいっても泡立たせるために一度にシャンプーを使いすぎると、洗い残しが頭皮や髪の毛にたまってしまいますし、泡立たせるのにそこまでシャンプーの量は必要ありません。 シャンプーは10円玉サイズで手のひらに広がるくらいの少量を出して、手だけで泡立たせてから、髪につけていきましょう。4. 爪は立てずにさっと洗う
頭皮や髪の毛を洗うときに爪を立てて洗うと、頭皮から過剰の皮脂が分泌されてしまい薄毛につながってしまいます。 なので、頭皮を守ってハゲを予防するためにも、髪を洗う際は爪を立てずに指の腹で汚れを落とすとよいです。 側頭部や後頭部など髪の生え際から頭頂部に向けて全体をまんべんなく洗います。 そして、シャンプーは洗い終えたらなるべく早く流すことが、余計な刺激を与えないために大切です。5. ブラシを使ってシャンプーをする
頭皮マッサージは先程の紹介のように手で行う方法もありますが、市販のシャンプー用のブラシを使えば、頭皮マッサージと洗髪が同時にできるので非常に楽です。 シャンプー用ブラシを使うことで、脂や汚れをしっかり落とし、血行の促進が期待できるので、ハゲの予防にもつながります。6. シャンプーを流すときは洗い残しのないように特に注意する
シャンプーの終わりに髪を流すときは、シャンプーの成分や汚れをしっかり落としましょう。 シャンプーを洗い残してしまうとそれが皮膚に浸透して肌トラブルが起きてしまい、抜け毛の原因となります。 マウスを使った実験では、体にシャンプーをつけて放置したところ、シャンプーのついた箇所の体毛だけが抜けてしまったという実験結果も出ています。 そしてシャンプーとは、もともと汚れを洗い流す目的で作られた商品なので、頭皮にそのまま残すことは想定していないので、しっかり落としたいですね。7. ドライヤーの当て方
入浴後にドライヤーを当てて髪を乾かすことは重要です。 ドライヤーを当てて水を飛ばすことで、髪の毛を細菌から守ることができるからです。 髪の毛はキューティクルという表面部分によって守られていますが、入浴後はそのキューティクルが開いてしまいます。 なので、もし入浴後に髪の毛を乾かさないまま放置すると、キューティクルの開いた部分から髪の毛の水分や栄養が外に漏れてしまったり、逆に細菌が入り込むことで薄毛につながる可能性があります。 なのでここで、ハゲを予防できるドライヤーの使い方をお伝えしますので、是非やってみてくださいね。 ①ドライヤーを使う前に、タオルで水分を拭き取る ②髪の毛が密集していて、乾きにくい髪の根元や襟足から乾かす(その際、熱を一点に集中させないためにドライヤーを左右に振りながら当てる。これ重要です!) ③冷風をあてることで、キューティクルを閉じる(キューティクルは温かいほど開き、冷たいほど閉じます)8. 朝シャンするときはシャンプーを使わない
抜け毛で悩んでいたり、ハゲを予防したい方は、朝シャンはなるべく避けましょう。 なぜ朝シャンが良くないかというと、朝にシャンプーをすることで皮脂が頭皮から落ちてしまい、日中に紫外線の刺激を受けやすくなってしまうからです。 皮脂は睡眠中に頭皮から分泌され、それが外部の刺激から頭皮を守るバリアの役割を果たします。しかし、外出前にシャンプーをすると、その皮脂が頭皮から落ちてしまい、頭皮がダメージを受けやすくなってしまうんです。 なので抜け毛が気になる方や薄毛の進行を防止したい方は朝シャンを控え、 洗髪は1日1回にする のが効果的です。9. リンスやコンデショナーの正しい使い方
リンスやコンディショナーは、正しい使い方で使うことが重要です。 確かにリンスやコンディショナーには髪の毛をコーティングして守る役割がありますが、頭皮までコーティングしてしまうと頭皮トラブルの原因になるからです。 以下の2つのポイントを意識してリンスやコンディショナーを使用していただくと、最も効果的にハゲを予防できますのでお伝えしますね。 ①リンスやコンディショナーは頭皮にはつけず、髪の毛のみにつける(頭皮につくとトラブルの原因となるため) ②洗い残しが無いようにしっかりと流す(リンスやコンディショナーが頭皮に浸透して肌トラブルの原因となるため) 以上のポイントを守って、正しくリンスやコンディショナーを使いましょう。シャンプーを選ぶ際の2つのポイントとおすすめシャンプー
シャンプーにも頭皮にいいシャンプーと悪いシャンプーがあります。 シャンプーを買われる際には頭皮にいいシャンプーを選んでいただきたいので、いいシャンプーかどうかを判断するための2つのポイントをご紹介しますね。合成界面活性剤入りのシャンプーは避ける
まず1つ目のポイントは、 「合成界面活性剤」の入ったシャンプーは選ばない ということです。 界面活性剤はシャンプーに必ず含まれる成分で、水では落ちないような脂の汚れを落とす役割があります。そのため、界面活性剤は食器洗いの洗剤にも含まれています。 界面活性剤にも ・天然界面活性剤 ・合成界面活性剤 の2種類があるのですが、多くの合成界面活性剤は、石油由来の安価で安全性の保証されていない成分から作られています。 合成界面活性剤を含むシャンプーを使うと、頭皮に悪影響を及ぼし、薄毛の進行につながってしまいます。 なのでシャンプーを選ぶ際は、成分表の中に以下に書かれた成分が含まれていないかを確かめてから、シャンプーを選びましょう。もし含まれていたら危険!主な合成界面活性剤
- パレス3硫酸ナトリウム
- アンモニウムラウレス硫酸ナトリウム
- ラウリル硫酸ナトリウム
- ラウリル硫酸アンモニウム
- スルホン
- キシレンスルホン酸アンモニウム