重曹やレモン果汁を使って、歯を磨くとホワイトニングできるという噂があります。
歯医者さんでオフィスホワイトニングを行うと、1回でも数万円とかなり高額で、通院の手間も大変ですよね。
一方、重曹やレモン果汁といえば、スーパーでも購入できる身近なアイテムです。
そんな身近なアイテムを使って、自宅でもホワイトニングできるなら、どんなに簡単なことでしょうか。
でも、結論から言えば、ネットで評判になっている重曹やレモン果汁を使ったホワイトニング方法は、とても危険です。
これらのホワイトニング方法は、歯を傷つけてしまう可能性が高いです。
重曹で歯を磨くのが危険な理由とは?
方法は簡単です。重曹に水を加えてペースト状にしたもので、歯磨き粉の代わりにするだけ。
費用は重曹と水だけなので、総額数十円といったところです。
でも、このような重曹ブラッシングは、とても危険です。
なぜなら、歯を目の荒いヤスリで削っているようなものだから。
研磨剤が配合された歯磨き粉が、歯に付着した汚れだけではなく、歯の表面のエナメル質を削ってしまうことをご存知の方も少なくないでしょう。
重曹ブラッシングは、それをさらに悪くしたようなものです。
重曹の粗い粒子が歯の表面のエナメル質を傷つけ、一時的に歯が白くなったように見えますが、余計に歯が着色しやすくなってしまいます。
なぜなら、エナメル質を傷つけた結果、その部分にステインが入り込み、落としづらくなってしまうためです。
このように、重曹ブラッシングはとても危険なので、絶対に止めましょう。
レモン果汁でホワイトニングが危険な理由とは?
レモン果汁を綿棒に染み込ませて、歯をこすることで、歯が白くできるという裏技?を実践する人もいます。
重曹と同じように、とても簡単なホワイトニング方法ですが、この方法も非常に危険です。
なぜなら、レモンホワイトニングは、酸がモノを溶かす性質を使って、汚れを落とそうとしているわけですが、酸には歯を溶かす効果もあります。
実は、酸蝕菌(症)という歯の病がありますが、その原因は酸性度の高い食べ物・飲み物(レモンなどの柑橘系の果物やスポーツドリンクなど)です。
レモン(クエン酸)だけではなく、酢や炭酸などでも、歯が溶けやすくなってしまいます。
そのため、酸性度の高い食べ物・飲み物を摂取した後は、できるだけすぐに歯磨きすることが大切なのです。
濃いレモン果汁を自ら歯に塗って、歯を溶かそうとするのは、全く無意味なだけではなく、完全に歯を傷つける行為なのです。
だから、レモンホワイトニングのような方法は、歯の健康のためには行ってはいけません。
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