ふと鏡を見たらいつの間にか頭皮が後退している? よく見たら薄くなってる箇所ができてる? 意識的に気づいたときには、いつの間にかハゲが進行しているという悩みをお持ちですよね。 焦っているかもしれませんが、少し落ち着いてなぜハゲが進行してしまっているのか考えていきましょう。

男性がハゲてしまうほとんどの原因はAGA(男性型脱毛症)

まず初めに男性のお話ですが、男性はAGA(男性型脱毛症)が原因でハゲてしまうことがよくあります。 これは男性ホルモンが髪・頭皮に作用することで局所的に抜け毛が進行してハゲてしまうという症状です。 ただし、この作用は男性ホルモンがないと起きない症状なので、男性ホルモンが少ない女性はAGAになりにくく、全体的に抜け毛が増えてハゲていく事が多いです。 男性におきやすいAGAは育毛シャンプーや育毛剤では改善しにくい病気なので、このあと紹介する治療方法を知っておいてください。 女性の方には、男性向けのAGA治療方法は利用できない(副作用の観点から薬を使えない)のでコチラの記事を参考にして、薄毛改善に取り組んでください。 https://work-er.jp/female_usuge_Improvement

改善する方法は大きく分けて3つある

それでは早速男性向けのAGA治療法を解説していきますが、大きく分けて三種類あるので順番に解説していきます。

投薬治療

投薬治療はその名の通り、AGA治療用のおくすりが処方されて、その薬を飲むことによって治療を進めていく方法です。 「インフルエンザにかかったから治療するために錠剤を飲む」と同じことですね。 一番手軽に行える治療方法であるため、費用も一番安く済む方法です。 しっかり効果を出すためには毎日欠かさず服用することが大切で、一日くらい大丈夫・見た目が良くなったから大丈夫、という安易な判断で使用を中断するのはやめましょう。 風邪をひいて熱が収まったからもう飲まなくていいと思ったら熱がぶり返す症状みたいに、中途半端に服用をやめるとすぐにハゲてしまいます。 それだけでなく体に治療薬に対する免疫ができてしまうので、さらに治りにくくなるという取り返しの付かないことになるので、必ず医師がもう使わなくて大丈夫と判断するまで服用し続けてください。

ミノキシジルは副作用発症確率が8.8%もあるので避けること

AGA治療薬で有名なものは、プロペシア・ミノキシジル・ザガーロの3種類なのですが、このうちミノキシジルは副作用発症確率が極めて高いので、絶対に使わないようにしましょう。 ちなみにこの8.8%は、ミノキシジルを含んだ外用薬(リアップX5)で検証されたデータなのですが、この副作用のほとんどが、リアップX5を塗ったところにかぶれやかゆみが出たりしていて、11~12人に1人が副作用で悩まされるということになっています。 それなのに使う人が多いのは理由があり、もっともAGA治療効果に期待できるということです。 驚くほどの副作用発症確率がある反面、AGA治療効果も高いんですよね。 副作用のことを考えると、いくら治療効果が高いと言っても使うべきではないのですが、早く治したいという一心で冷静さを失い、ミノキシジルを使ってしまうというケースが多々あります。 ミノキシジル程じゃなくても、高い効果を期待できて国にも認可されているプロペシアを使うほうが安全かつ一番不安にならずに使い続けられます。 医薬品なので副作用の可能性はゼロではありませんが、国に認可されている医薬品で副作用を発症した場合は公的保障で医療費を負担してくれるので安心して使えますよ。

注入治療

注入治療は、AGA治療に効果のある成分を頭皮に直接注入して治療を行います。 投薬治療で改善が見られない方や出来るだけ早く改善したい人が利用することが多いですね。 あと最近ではHARG療法という最新技術を用いたAGA治療も存在します。

投薬治療で改善が見られない方向けの治療法

先程話したHARG療法は例外ですが、基本的には投薬治療のオプション的な立ち位置で、注入治療だけでAGA治療を進めるということはまずありません。 具体的には、毎日AGA治療薬を服用して、日々AGA治療薬をと戦いつつ、定期的にAGA治療効果を高めるための成分を直接与えるという方法です。 費用は投薬治療よりも高く、なおかつ投薬治療と併用する場合がほとんどであるため、AGA治療効果に期待できる反面、費用も高くなっています。

自毛植毛治療

一番確実だけど費用が最もかかるのが自毛植毛治療です。 これは後頭部などAGAによって薄毛が進行しない部位の髪の毛を、AGAによって薄くなってしまった部位に移植させることで治療を行う方法です。 つまり後頭部などに健全な髪の毛があれば確実に治療成功するというウラワザとも言える方法で、しかも治療効果を治療したその日に確認できるというスピード感もあるんです。 ですが、その代わり治療費はものすごく高いです。 ちょっと移植させるだけで50万円かかることも珍しくありません。 AGA治療に保険が効くならまだしも、AGA治療に保険は適用されないので全額実費なんですよね。そのせいで費用が高くなってます。 不正を疑うレベルの治療スピードなのでやりたい人も多いはずですが、予算がない方は無理せず投薬治療で頑張るようにしましょう。 投薬治療であれば、月々1万円もかからないので毎月の出費も抑えれますよ。

サプリメントはあくまで健康食品。AGA治療に効果はないが、頭皮健康の改善には役立つ

たまにサプリメントを飲んでAGAを治療しようとする人がいますが、健康改善目的ならまだしもAGA治療目的で使うのは間違っています。 サプリメントは、食生活が偏って栄養が足りてない方や偏食気味で栄養は摂れてるけど偏ってる人が使うべきものです。 ただ、食生活の乱れが髪の毛に悪影響を与えないわけではなく、栄養不足で抜け毛が進行することもあるので、栄養不足や偏りに心当たりある方はサプリメントで足りない栄養を補ってもいいですよ。 むしろ明らかに食事が足りていないのであればサプリを飲んでおきましょう。

AGA治療薬は海外から個人輸入できるが安全性を確保できないのでやらないように

プロペシアやザガーロ以外にも、海外を見るとAGA治療薬がたくさんありますが、絶対に個人で買わないようにしましょう。 個人輸入すると少し安く変えるというメリットが有るのですが、それ以上のデメリットが存在します。 そのデメリットというのが、以下の3つです
  • 国に認可されていない(効果が国に認められていない)
  • 重篤な副作用発症時に公的保障が使えない
  • 偽物・粗悪品の可能性もある
特に、偽物・粗悪品の可能性が非常に怖いです。 個人輸入して手に入れたAGA治療薬が偽物で全く効果がなかった・使えば使うほど髪が抜けたということになってしまっては、元も子もありません。 もちろん国に認可されていない治療薬なので、どんな事があっても自己責任で助けてくれません。 そういったことを考えると、クリニックで医師と相談してちゃんと国に認可されたプロペシアやザガーロといった治療薬を使うようにしましょう。

ちゃんとしたAGA治療薬は効果の検証も行われていて公的保障も効く

プロペシアやザガーロといった国に認可された治療薬は必ず臨床実験が行われています。 臨床実験では、医薬品として許容できる副作用かどうか、実際に効果はあるのか、どれくらいの期間で効果が見られるのかなど様々なデータを採取します。 この臨床実験や様々な評価によってはじめて国に認可された医薬品になります。 これによって、国に認可された医薬品を用いたことで重篤な副作用を発症してしまった場合でも、国のお金で副作用を治療するための費用を全額負担してくれるのです。 ですので、どれだけ急ぎたくて費用を抑えたい場合でも国に認可された治療薬を使うようにしましょう。 ちなみに国に認可された治療薬は「プロペシア・ザガーロ・ミノキシジル(外用)」のみです。 この3つの治療薬以外は国に認められていません。

AGA治療は最短でも6ヶ月かかる

おそらく一番気になることだと思いますが、髪の毛の成長の性質上、AGA治療には最短でも6ヶ月はかかります。 これにはヘアサイクルという避けられないものがあるのです。

ヘアサイクルは2~7年なので時間がかかるのは当然です

ヘアサイクルとは、髪が生え始めてから抜け落ちるまでのことを言います。
ヘアサイクル 期間 特徴
成長期 2~7年 唯一髪が伸びる期間。正常時は髪全体の85%以上
退行期 約2週間 毛母細胞の分裂が終わって休止期に入る前の髪の毛正常時は髪全体の2~4%
休止期 約3ヶ月 抜けるのを待っている髪正常時は髪全体の4~7%
ヘアサイクルは基本的にこのようになっていて、2~7年かけて成長したあとに、新しい髪の毛を生やす準備として退行期に突入し、最終的には完全に成長が止まって、休止期に突入します。 そして髪の毛は1日で0.3ミリしか伸びないので、髪になにか変化があったとしても実感できるまでものすごい時間がかかります。 正常なヘアサイクルでしっかり髪が伸びる人であっても3センチ伸びるだけでも100日かかりますからね。 これがAGAにかかっている人だともっとかかります。 ですので、最短で見たとしても治療には6ヶ月は見ておくべきです。 仮に1ヶ月でみようと思うと最大0.9ミリですからね。AGAが改善されてなければ1ミリも生えないレベルです。 AGA治療を頑張りたい場合は最低半年は続けるぞという意気込みで頑張ってくださいね!

AGA治療を行うことができるおすすめのクリニック

AGA治療にはプロペシアやサガーロを使いましょうと言いましたが、それらはちゃんとクリニックで処方されるべきものであり、個人で勝手に入手してはいけないものです。 そして、AGA治療薬はしっかり医師と相談して使うべきなので、最寄りのクリニックにでも相談してみてくださいね。 ちなみにAGA治療は保険が効かないという不遇な対応なので、初診料やカウンセリングを無料にしているところが多いですよ。

東京23区にあるクリニック

クリニック名 初診料・カウンセリング 営業時間
ゴリラクリニック 無料 11時~18時
新宿AGAクリニック 無料 11時~20時
秋葉原中央クリニック 無料 9時30分~19時

大阪・梅田にあるクリニック

クリニック名 初診料・カウンセリング 営業日
ゴリラクリニック 無料 11時~18時
ガーデンクリニック 無料 10時~19時
ABCクリニック 無料 10時~20時

名古屋にあるクリニック

クリニック名 初診料・カウンセリング 営業日
ABCクリニック 無料 11時~18時
ガーデンクリニック 無料 10時~19時
ゴリラクリニック 無料 10時~20時

福岡にあるクリニック

クリニック名 初診料・カウンセリング 営業日
ABCクリニック 無料 10時~20時
ガーデンクリニック 無料 10時~19時
ゴリラクリニック 無料 11時~18時

オンラインクリニックという手段もある

どうしても近くにない、クリニックにいくのが面倒で行きたくないという方は、ビデオ通話で診療を受けることができるG.グリーンクリニックがオススメです。 G.グリーンクリニックは診察料無料かつ、一切クリニックに足を運ばずにプロペシアやサガーロを処方してもらえるクリニックですので、一人でこっそりAGA治療を始めたい方には最適ですよ。 1カ月1万円かからないというのも魅力の一つです。

AGA治療はやればやるだけ改善に期待できる

AGAで一番重要なことは、継続することです。 継続しなければ絶対に解決できない問題であり、途中でやめてしまうと効果が出るものも出ないことが多いです。 ですので、本気でAGA治療に取り組むのであれば、プロペシアなど国に認可された治療薬を使ってハゲを治療できるように頑張ってみてください! もっとAGAについて詳しく知りたい方はこちらを参考にしてくださいね。 https://work-er.jp/aga_cost/]]>