20代の頃はエイジングケアなんで自分には関係ないと思っていたけど、いつの間にか増えていた顔のシミ。
30歳を過ぎたあたりや、妊娠や出産を経てシミが増えたという人が多いのではないでしょうか。
初めはファンデーションで隠せるほどだったけど、最近そうもいかなくなった人。気になる大きなシミができてしまった人。
シミ消しクリームやシミ消し化粧品って本当に良いの?レーザー治療ってどんなもの?などなど、シミに関するいろいろな情報をお届けします。
シミを事前に予防するUVケアの種類や、シミに良い栄養素の食べ物のお話、
Berry Berry BEAUTYおすすめのシミ消し化粧品もご紹介していますので、お見逃しなく!
シミは絶対作りたくない人も、これ以上シミを増やしたくない人も、できてしまったシミを消し去ってスッキリしたい人も、ぜひ読んでみてくださいね。
目次
1. 意外と知らない顔のシミの種類と原因
シミ、シミ…と何気なく使っている言葉ですが、実はシミには、様々な種類があるのをご存知ですか?
シミの種類によって、シミができてしまう原因も異なり、ケアする方法も変わってきます。
意外と知られていない顔のシミの種類や、その原因を見ていきましょう。
●老人性色素班(日光性色素斑)
一般的に「シミ」と言うと、この老人性色素班のことを指していることが多く、顔だけではなく、腕や手の甲などにもできやすいシミです。
紫外線など外からの刺激でメラニンが生成され、長期間かけて蓄積されたものなので自然に消えることは難しいと言われています。
色は茶色で、初めは薄く、少しずつ濃くなり、大きさは数mm~数cm。時間と共に膨らんでくることも。
●肝班(かんぱん)
頬骨・目の周りを中心に“左右対称”に現れ、輪郭がはっきりせず、モヤっと広がるケースの多いシミです。
色は薄い褐色で、広がっているため、一見顔色が優れないように見えたり、目の周りだけ肌の色が白く縁取られているように見えることも。
30~40代に現れることが多く、紫外線など外からの要因だけではなく、妊娠やピルの服用が原因になるケースもあるようで、女性ホルモンのバランスや、ストレスなどの関わりもあるということです。
閉経すると消えることが多いのも特徴です。
●そばかす
鼻とその横あたりの左右の頬を中心にできる、数mmの小さな斑点で、色は茶色です。雀卵斑(じゃくらんはん)とも呼ばれます。
原因としては遺伝子的な要素が強く、子供の頃から出る人も多いですが、紫外線を浴びることで増えることがあり、色白の人に多いというのも特徴です。
顔以外にも、首やデコルテ、肩などにもできる人もいます。
●炎症後色素沈着
ニキビ・虫刺され・湿疹などで、炎症が起きた後にできるシミです。このシミは、肌のターンオーバーによって自然治癒することもあります。
シミ消しクリームなど、自宅でできるケアで1番改善しやすいのが、この炎症後色素沈着だと言われています。
●脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう・しろうせいかっかしょう)
一般には「年寄りイボ」とも言われ、年を取るとできる皮膚良性の腫瘍のひとつですが、若い人にもできることがあります。
色は、皮膚の色から淡褐色、黒色まで様々で、形も平らなものから隆起するものまでいろいろあり、かゆみを伴うこともあります。
顔・頭・全身どこでもでき、日光の当たる顔には特に多くできやすいようです。初めは1mm~2mmほどの大きさですが、放っておくと少しずつ大きくなります。
2. シミを薄く・シミを消すと言われる成分って?
シミを消すケアを選ぶ前に、シミに良いと言われている成分のことを少し見ていきましょう。
美白に有用な成分、ハイドロキノンとは?
1度は耳にしたことがあるかもしれませんが、ハイドロキノンは美白に良い成分として皮膚科などで用いられている成分です。
メラニン色素を作るチロシナーゼという酵素の働きを弱めることで色素沈着を抑えます。
ハイドロキノンは、これからできる“シミ予備軍”を作らせないように働きかけたり、直接メラニンに働きかけて淡色する作用を持つとも言われています。
5%以下のハイドロキノンでは白い色抜け(白斑)は報告されていませんが、ハイドロキノン使用期間に強い紫外線を浴び、色素沈着が起こった例があるので、UVケアも合わせて行うことが大切なようです。
また、肌への刺激が強いとされる成分なので、敏感肌の人は医師に相談の上、使用することをおすすめします。
厚生労働省が認めた、ビタミンC誘導体・アルブチン・トラネキサム酸って?
厚生労働省が認可しているという安全性の高い成分を見ていきましょう。
●ビタミンC誘導体
低刺激で、シミの予防にも、できてしまったシミにもアプローチできる成分と言われていて、メラニンの生成を抑えるとともに、皮脂分泌量の調節もサポートし、ニキビ跡からできるシミなどにも働いてくれます。
●アルブチン
「資生堂」が開発した、美白に有用な成分です。
「アルブチン」は資生堂が開発した、厚生労働省認可の医薬部外品美白有効成分です。コケモモに含まれていることでも知られています。メラニンをつくる「チロシナーゼ」という酵素の働きを阻害する作用によって、過剰なメラニンの生成を抑制。シミ・ソバカスができるのを防ぐ効果が期待されています。
〈出典:SHISEIDO 美容成分辞典〉
●トラネキサム酸
人工的に生成されたアミノ酸の一種で、メラニンの生成を抑えたり、炎症を抑える作用も期待できる成分です。
シミの元となるメラニン色素が作られるメラノサイト(色素細胞)に直接働きかけるのではなく、周囲の細胞に働きかけ、メラノサイトの働きを活性化するプラスミンなどの作用を抑えることで、メラニン生成を抑えると言われています。
【見落としがち!】シミは鉄分不足が原因?
あまり知られていないかもしれませんが、体内に鉄分が不足すると、シミができやすくなってしまうといいます。
紫外線を浴びると、体内に活性酵素が発生し、その活性酵素を消すカタラーゼという酵素を作るには、鉄分が必要なのです。
男性よりも女性の方が鉄分不足だといわれる理由は、毎月の月経があるため。過度なダイエットや偏った食事が原因のこともあり、女性の2人に1人は、鉄分不足だといわれています。
シミというと、ビタミンCを摂るというイメージだった人が多いかもしれませんが、ビタミンCとあわせて、鉄分も積極的に摂るようにしてみると良いかもしれませんね。
薬局やドラッグストアで購入できる市販薬を選ぶ時のポイント
薬局やドラッグストアで、シミのケアができる飲み薬が売られていますが、どんなものを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、参考までに、シミの市販薬を選ぶ時のポイントをお伝えします。
●シミ薬は医薬品を選ぶ
医薬品と書かれている製品は、厚生労働省によって効果や効能が認められています。医薬品の分類は、副作用や相互作用のリスクをもとに定められています。
●続けられる価格のものを選ぶ
シミの薬は、数ヶ月飲むことで、徐々に変化を実感できるものです。高額なものを1ヶ月飲むというよりも、最低でも3ヶ月以上続けられる価格のものを選びましょう。
…安心な成分と、安心な価格で、上手に取り入れられたら良いですよね。
3. シミ消しクリームで本当にシミは消せるの?
シミには種類があるということを、これまでにお話してきましたが、シミにはシミ消しクリームでケアできるものと、そうでないものがあります。
自分のシミは自宅でケアできるのか、見ていきましょう。
シミ消しクリームでケアできるシミの種類
先程紹介した中で、
●「老人性色素班」…紫外線・ストレス・ターンオーバーの乱れなどからくる、一般的に多いシミ。
●「肝班(かんぱん)」…紫外線・妊娠や女性ホルモンの乱れなどからくる、頬に左右対称に現れるシミ。
●「炎症性色素沈着」…ニキビ跡・虫刺され跡・傷跡などが色素沈着し、シミになったもの。
この3つは、シミ消しクリームなどのスキンケア方法が有用です。
それに対して、
●「そばかす」…雀卵斑(じゃくらんはん)とも呼ばれる、遺伝や紫外線が要因となりできる茶色の小さな斑点。
●「脂漏性角化症」…“年寄りイボ”とも呼ばれ、皮膚の老化現象のひとつだが若い人にもできることがある、だんだん大きくなる肌色・淡褐色・黒色の皮膚の良性腫瘍。
この2つは、シミ消しクリームで薄くすることはできないと言われています。こうしたシミをケアしたい人は、自宅でのケアではなく、美容医療などを選ぶことをおすすめします。
4. シミ消しクリーム 2018 人気ランキング
実際にどんなシミ消しクリームが人気なのか、ランキング形式で見ていきましょう。
美白クリームランキングBEST3
1位:プラチナVCミルク(SiBODY)…価格 5,400円(税抜)/60g
2位:美白クリーム(アスタリフト)【医薬部外品】…価格 5,000円(税抜)/30g
3位:QuSomeホワイトクリーム1.9(ビーグレン)…価格 6,000円(税抜)/15g
特徴別 シミ消しクリーム 4選(低刺激性・プチプラ)
特徴別に、人気のシミ消しクリームをご紹介します。
■低刺激性
…敏感肌の人でも使用できる、低刺激性のシミ消しクリームです。(全ての人の肌に合うというわけではありません。必ずパッチテストを行い、お確かめの上ご使用ください。)
●ホワイトニングリペアクリーム(アルージュ)…価格 3,300円(税抜)/30g
●ノブL&Wエンリッチクリーム(NOV)…価格 5,200円(税抜)/48g
■プチプラ
…(低価格)で手に入る、優秀なシミ消しクリームです。
●ケシミンクリーム(小林製薬)…価格 1,800円(税抜)/30g
●プラセホワイター薬用美白エッセンスクリーム(明色化粧品)…1,100円(税抜)/55g
5. Berry Berry BEAUTYおすすめ 様々なタイプのシミ消し化粧品
次はBerry Berry BEAUTYがおすすめするシミ消し化粧品をご紹介します。
Albinia(アルビニア)
Albinia【アルバニア】(ホワイトニングクリーム)3,800円(税別)
…「安心して使えて、でも確実に白く美しい肌にして欲しい」そんな多くの顧客の希望を叶えるために、シミ・くすみ専門のクリニックから生まれた薬用ホワイトニングクリーム。寝る前の15秒のケアで、シミ・くすみが気にならない肌に。
女性ホルモンに直接影響しない成分などを使用し、女性にやさしくて使いやすいホワイトニングクリームです。
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BIHAKU
「BIHAKUホワイトエッセンス」(美白美容液)
30ml
トクトクコース
通常単品価格8,900円のところ、
初回特別価格 無料
(※送料690円のみご負担ください)
※初めてご購入の方限定となります。
※初回分を含め、5回のお受け取りをお約束いただいております。
※2回目以降は1,000円offの、送料無料7,900円(税別)でのお届けとなります。
…敏感肌の人にも嬉しい、パラベン・合成香料・合成着色料・鉱物油不使用の、やさしい美白美容液です。フラーレン・高浸透型ビタミンC誘導体・プロテオグリカンなどの成分が、不安定な敏感肌・年齢肌を、透明美肌へと導きます。
フラーレンは、ノーベル化学賞を受賞した名誉ある成分。高いアンチエイジング力があると言われています。
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6. 気になるシミに、レーザー治療という選択
自宅でシミケアをしてみても、なかなか薄くなったり消えたりという実感がなかったり、そばかすや脂漏性角化症、その他の濃いシミなどはクリニックなどにおまかせするという選択もあります。
レーザー治療はこんな人におすすめ
●肝班(かんぱん)・そばかすが気になる
●毛穴の開き・黒ずみを引き締めたい
●すぐに消したいシミがある
●消えないニキビ跡(色素沈着)で悩んでいる
●肌全体がくすんでいる
…など、セルフケアではどうにもならない時や、シミをすぐに薄く、または消したいというときなどに、利用されているようです。
施術は短時間で終了しますので、意外と気軽に受けることができるそう。最小限の熱ダメージで、安全度は高く、翌日から仕事や家事ができます。
レーザー治療 料金の目安
シミ取りレーザー治療の料金のだいたいの目安は、
4mm以下…4,000円
6mm以下…5,500円
…と、思ったよりも低価格です。
レーザー治療の注意点
施術後は照射部分にかさぶたができ、剥がれるまでに約10日ほどかかりまので、顔のシミを取る場合は、その後の予定を考慮した上で受ける必要があります。
また、かさぶたが取れた後は日焼けをしないように注意しましょう。レーザー治療後は炎症後色素沈着が起こることがあり、逆にシミが濃くなったように見えることがあります。
紫外線の強い時期の施術は避けるクリニックもあるほどですので、細心の注意をはらうことが必要になってきそうです。
7. シミを予防・薄くするための、その他の美白スペシャルケア
シミのケア方法をいろいろ見てきましたが、プラスアルファとしてのその他のケアを見ていきましょう。
【UVケアの種類】事前にシミを予防しよう!
シミの予防といえば、UVケア。つまり日焼け止めクリームが主流ですよね。
日焼け止めクリームといっても、クリームタイプのものばかりではないことをご存知ですか?どんな種類があるのか、見ていきましょう。
●クリームタイプ
保湿効果が高く、ウォータープルーフなど種類も豊富で、1番愛用されています。効果が持続し、長持ちさせたい人におすすめです。
●ジェルタイプ
透明で伸びがよく、サッと塗ることができます。ベタつきが気になる人におすすめです。
●パウダータイプ
肌にやさしく、メイク直しとしても使えます。敏感肌の人におすすめです。
●ローションタイプ
スキンケアとして使えるものもあり、化粧水のようなテクスチャで使いやすい。時短したい人におすすめです。
●ミルク・乳液タイプ
肌なじみがよく、伸びがいいので広範囲に簡単に塗ることができる。汗をかきやすい人におすすめです。
また、日焼け止めに表記されている、「SPF」や「PA+++」などについて、これってどういう意味?と思う人も多いのではないでしょうか?
“SPF”は、サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略で、紫外線の防止力を表す目安の数値となっていて、数字が大きいほどその力は大きくなります。
この数字が例えば「30」なら、紫外線が当たりだしてから日焼けするまでの時間(一般的に15~20分)を、30倍遅らせることができるという意味です。
また、“PA”はプロテクショングレイトオブUVA(Protection Grate of UVA)の略で、UV-A(紫外線A波)の防止力を表す目安の数値です。“PA+”から、“PA++++”まで4段階あり、
+の数が多いほど、その防止力は強くなっていきます。
●通勤・通学には、SPF10~20 PA+
●屋外での軽いスポーツ・街歩きには、SPF20~30 PA++~+++
●炎天下でのスポーツ・海や山などには、SPF30~50 PA+++~
…などを参考に、自分の肌や生活にぴったりの日焼け止めを見つけて、しっかりとシミ対策ケアをしていきましょう!
シミ予防・薄くすると言われる食べ物
シミに良いとされる食べ物はいろいろあるようですが、肌を内側からサビさせてしまう活性酵素を減少させる抗酸化作用のある食べ物が良いそうです。
栄養素別に、見ていきましょう。
ビタミンC(強い抗酸化力)
ブロッコリー・ピーマン・パプリカ・みかん・いちご・アセロラ・キウイ etc…
リコピン(紫外線などの刺激を軽減)
トマト・グレープフルーツ・さくらんぼ・柿・すいか etc…
ビタミンE(メラニンの沈着を防ぐ)
アーモンド・落花生・パセリ・にら etc…
ビタミンA(β-カロチン)(肌のターンオーバーを促進)
にんじん・ほうれん草・うなぎ・豚肉・レバー etc…
エラグ酸(ポリフェノールの一種で、メラニンの生成を抑える)
いちご・ブルーベリー・ラズベリー・くるみ etc…
などなど…。普段、栄養素のことを考えて食べることが少ない人も、これを機会に積極的にシミに良い食べ物を取り入れてみましょう。
お料理やデザートとして、おいしく食べて綺麗に!を、積み重ねていきましょう。
8. シミに関するQ&A
Q 男性のシミもシミ消しクリームでけせますか?
A 男性は女性に比べて、UVケアなどをすることが少ないと思いますが、女性と同じでシミはできてしまいますよね。
いまはメンズ用のシミ消し商品なども市販で購入でき、シミを薄く、または消すことも可能です。効果を感じられない場合は、レーザー治療などもおすすめです。
Q 敏感肌にもおすすめなシミ消しに良い成分を教えてください。
A シミ消しクリームなど、刺激が強いと感じた場合や、敏感肌を自覚していてシミ消し化粧品に手を出せない場合は、
甘草エキス・オウゴンエキス・ローズマリーエキス・クワエキス(ソウハクヒエキス)・スイカズラエキス(ニンドウエキス)など、植物由来の成分の入ったものをお試しください。
9. シミを消す方法 まとめ
いかがでしたか?シミを消す、いろいろな方法。
シミ消しはクリームだけではなく、いろいろなタイプの化粧品や、いざとなればレーザー治療も選択肢としてあることがわかりました。
また、普段何気なく口にする食べ物も、シミに良い作用があると思うと、積極的に選びたくなりますよね。
シミ1つでどこか憂鬱になるくらいなら、少しの知識と努力で綺麗な自分を取り戻しましょう。
本当は、笑顔が素敵なら女性は美しい。でもそれが自信に満ちた笑顔なら、なおさらです。
今日から自分にぴったりのシミケア、一緒に始めてみませんか?