妊娠時の腰痛の原因や対処
たくさんの妊婦が悩まされている症状といえば腰痛です。腰痛改善グッズを使用したいが妊娠中に使用していいいのかわからないという人もいます。また、腰痛改善グッズはどのようなものを使用するべきなのかわからないという人も多いです。そもそも、なぜ妊娠中に腰痛が起きるのかという点ですが、最も大きな理由は体重の増加によって姿勢が無意識に変化するためです。
大きくなっていくお腹を支えるために骨盤や腰椎が前方に傾いて重心も変わります。この姿勢の変化のせいで背中が張っている状態が続くので腰痛が生じます。このように妊娠中はどうしても腰痛がおきてしまうので、腰痛改善グッズを利用して緩和させるようにしてください。妊娠中でもきちんと使用方法を守れば腰痛改善グッズを利用することは何ら問題ありません。効果的なのは、骨盤ベルトです。多くの妊婦が腰痛で歩くのも辛いと悩まされているため、骨盤ベルトはとても効果があります。
使用方法は骨盤の中央、全部、太ももの張っているところの三点ラインをベルトで巻くようにして使用します。骨盤ベルトは歪みやゆるみを防止してくれるだけではなく便秘なども解消することができるので、女性の体に適しています。しかし、着用時は医師や助産師に指導を受けてからにしてください。一般的なベルトの感覚で使用すると位置が高過ぎて赤ちゃんに影響を及ぼす可能性もあるので注意が必要です。その他にもヨガやストレッチをするのも腰痛改善に効果的なので、試してみる価値があります。
グッズを使って軽い運動も
妊娠時の腰痛の主たる原因は、大きくなったお腹の重みが24時間腰にかかってくるためで、妊娠した女性のすべてが避けられないと言っても過言ではありません。そのため、腰痛改善グッズの一番重要なポイントは、いかにしてお腹の重みを腰にかけずに済む効果があるかという一語に尽きます。お腹が重いためにどうしても体が前かがみになり、常に腰が曲がっている状態になると負担はより大きくなり、当然のことながら痛みが増します。そのため、お腹の重みを支え、ホールドしてくれる腰痛改善グッズとしておなじみの妊娠帯を付けることによって、お腹の重さの感じ方を楽にすることができます。お腹の重みを妊娠帯がホールドしてくれることで、腰にかかる負担も減りますので、これは妊娠して腰痛に悩む女性のすべてにおすすめしたい腰痛改善グッズだといえます。
腰痛そのものを改善する方法は、とにかく出産を終えるのを待つしかないのが究極の結論といえますが、短時間だけの辛抱というわけにもいきませんので、簡単なストレッチで改善するのがおすすめです。妊娠中に激しい運動は禁物ですが、ストレッチ程度の軽い運動であれば、むしろ筋力を落とさないためにも継続して続ける必要があります。おすすめは四つん這いになり、おへそを覗き込むように背中を丸めた、猫のようなポージングです。息を吸ってはいてを繰り返しながら、背中を上に引き上げるような感じであげていきます。お腹の張りに気を付けながら一日数回やると、妊娠帯という腰痛改善グッズとの併用で、妊娠中の腰痛がかなり改善されると思われます。