自分に合うものを知る
フィットする下着で快適に
大震災の時の話ですが、救援物資で下着として大量のブラジャーが送られてきて、避難所はとても困ったそうです。 それは、ブラジャーには自分にフィットするサイズがあり、サイズが合わないものは下着として使用できないからです。 自分の胸のサイズをきちんと知って快適に過ごしましょう。 ブラのサイズは胸のアンダーバストとバスト(一番トップの部分の大きさ)で決まります。 自分ではかる場合にはメジャーが水平になるようにしましょう。トップバストとアンダーバストの差がカップサイズになります。 下着の専門店では、小さいものはAAAカップから大きいものはIカップまでと幅広いサイズを扱っています。 サイズの合うブラの選び方のポイントは、以前に測ったサイズを過信しないことです。少しやせただけでも胸囲が変わることもありますし、デザインや業者によっても大きさが多少変わってきます。 試着は自分の考えているサイズだけでなく、3つは試してみましょう。普段C70の方でしたら、カップを1つ下げてアンダーは1つ上げたB75とカップを1つ上げてアンダーを1つ下げたD65を試着してみてください。 また、下着選びに自信のない方は店舗で相談しながら購入することをおすすめします。 販売店のベテランの定員さんはとても頼りになります。自分ではなかなか合うものがみつからないかたは、試着した姿を定員さんに確認してもらうとよいでしょう。 胸のサイズのことだけでなく付け方のコツなども教えてもらえます。きれいなラインを作ります
ブラをきれいにつける
サイズの合わないブラジャーを付けている人は多く、アンケートによると7割以上の人がサイズを間違っているという結果もあります。 実際にブラジャーのサイズを間違っていると、体を左右にひねった時にカップが胸から浮いたり、両腕を振ると胸の肉が脇からはみ出してきたり、バンザイをするとブラジャーがずれ上がったりといったことが起きます。 そのような症状が起きると見た目にも格好が悪いですし、外見上のボディラインも崩れてしまいます。 ブラジャーを正しくつけるためには、体を前かがみにしてブラのワイヤーと胸のアンダーラインを合わせてホックを留めます。前かがみの状態のままストラップを少し浮かせて胸の肉を手全体で包み込んでカップの中にしっかりと収め、脇から中央に寄せて整えます 。最後に体を起こしてストラップの長さを調節するときれいにブラジャーを付けることができるのです。 きれいにブラジャーを付けるためには、つけ方だけでなく、胸のサイズに合ったものを選ぶことが大切です。 サイズを図る場合にはトップバストとアンダーバストの大きさを図ることが必要です。トップバストは無念のふくらみの一番高い部分の大きさです。 バストをしっかりと持ち上げて図ることが必要です。大きすぎてしっかりと持ち上げられない場合には、一番着け心地のいいブラジャーをつけて図ると持ち上げた状態に近くなります。 また、アンダーバストは胸のふくらみのすぐ下の部分ですので、鏡を見ながらメジャーが水平になるように図ることが大切です。 トップバストとアンダーバストの差で正確なカップがわかります。形を美しく。