期間と痛みで見分けよう

腰痛は主に急性と慢性の二つのタイプに分かれ、それぞれ使うべき腰痛改善グッズも変わってきます。対処法はほとんど真逆と言っても過言ではないので、まずはご自身の腰痛がどちらに当てはまるかを確認するところから始めると良いでしょう。急性腰痛とは、主に痛みが出始めてすぐの頃の腰痛を指しています。痛みの度合いが強く炎症を伴っている場合も多いこの時期の腰痛は、患部を冷やすことが大切です。

 

冷湿布やアイスノン、冷却シートなどの腰痛改善グッズを使うと、炎症を抑える効果が見込めます。これ以上悪化させないためにもこうした腰痛改善グッズを上手く使うと共になるべく安静を保ち、腰を休ませてあげましょう。鈍い痛みが長期間続く慢性腰痛は筋肉の緊張が原因となって起こる場合が多くなっています。このタイプに対しては急性腰痛とは反対に温めて血行を促す方法が有効です。

 

温湿布や温熱シート、腹巻などで患部を保護し筋肉をほぐしてあげるようにしてください。血流を良くするような入浴剤等を使用するのも良いでしょう。普段からデスクワークが多いという方はこうしたケアにプラスして首や腰、お尻の下などに当てるクッションなどを使用するのも効果的です。無理のない姿勢が保つことは筋肉の過度の緊張を防ぐことに繋がります。腰痛予防と改善のどちらに対しても一定の効果が期待できますので、繰り返し起こる腰痛に悩まされているという場合には腰に負担をかけないような姿勢を作れる腰痛改善グッズも併用すると良いかもしれません。

 

痛みを解消するために

腰痛の一つの原因に、椎間板ヘルニアというものがあります。これは、デスクワークや車の運転など、背中を丸める猫背の状態で、同じ姿勢でいることをずっと強いられ続けるような場面において起きます。猫背を取り続けることで、突出した椎間板に圧力がかかり、それによって神経が圧迫されるので痛くなります。椎間板ヘルニアは治したい病気ですが、仕事でデスクワークや車の運転をしているとなかなか治すことができません。

 

そこで、腰痛改善グッズを利用することでその痛みを軽減させることで、仕事や生活に支障がないようにすることで解決します。デスクワークを行う人にぴったりな腰痛改善グッズは、クッションです。腰痛改善グッズのクッションは、真ん中に穴が空いているドーナツのような形状をしたクッションですが、骨盤を支えてくれます。骨盤が支えられるとそれだけで正しい姿勢を保つことができます。値段は2000円程度と手頃です。

 

またドライブによって椎間板ヘルニアになった方向けの腰痛改善グッズは、コルセットと湿布です。コルセットとは腰に巻くベルトのことで、腰を固定し、腰に負担がかかりにくくします。それと同時に腰の動きも制限してくれるので、とても腰痛が楽になります。値段は4000円くらいで、こちらも手頃です。そして湿布は、痛みを抑制する成分が含まれています。また冷感湿布は急激な痛みに、温感湿布は慢性的な痛みに効果があり、自分の痛みの種類によって使い分けることで効果が上がります。値段は1枚100円程度ととても安いです。