骨盤矯正がダイエットの基本
骨盤矯正をするのは産後ダイエットで大切なことです。妊娠と出産で開いた骨盤を引き締めることで、下半身太りや下腹が出るのを防ぐことができます。
骨盤というのは人間の体の中心にあります。上半身と下半身を繋いでいるだけではなく、右と左のバランスも保っています。
骨盤が歪んでいると、体全体が歪みます。その歪んた状態を水平に目線を保とうとすると顔や首が歪んでしまうのです。
顔、方、首、噛み合わせなど様々なところに影響してしまうのです。
骨盤が開いていると、実は下腹が出てしまうぽっこりお腹になったり、下半身が太ったり、手足の冷えの原因となるのです。
骨盤の中にはインナーマッスルの機能があります。骨盤が開くと、そのインナーマッスルの機能が低下することになります。
内蔵がどんどん下に下がっていき、背骨に圧力がかかると背骨側の筋肉が緊張してしまい、お腹の筋肉が緩んでしまうのです。
内蔵の位置が下がれば、内蔵自体の働きも低下するのです。
ですから、産後ダイエットでは骨盤矯正は欠かすことができないのです。
骨盤ベルトを利用して
産後1ヶ月までは骨盤が柔らかいので動きやすい状態です。産後1ヶ月というのは、赤ちゃんのお世話、出産の疲れもあり骨盤矯正する気も出てこないことがありますが、できる範囲でケアをしましょう。
腰回りの骨盤ベルトを装着するだけでも、骨盤矯正になります。骨盤ベルトは妊娠中の状態を見てサイズを決めます。
ですから、出産をしてからではなく、妊娠8ヶ月ごろから事前に準備しておくと後から焦らずに済みます。
中には、妊娠中に使用できる骨盤ベルトもあります。
産後ダイエットをすぐに行いたいという場合でも、出産直後に締め付けるのはあまり良くありません。
産後1週間を目安にベルトを装着すると良いです。
骨盤ベルトは骨盤矯正をする上で便利な道具ですが、トイレに行く度に付け外しを行う必要があるので、手間がかかる物でもあります。
産後1ヶ月経ったら、ガードルタイプの物に切り替える人も多いです。
ガードルタイプは下着の上に履くのもあれば、下着として着用できるのもあります。
夏場だと蒸れてしまう場合もありますが、下着兼用タイプなら蒸れずに済むので、そういったことを考慮して選ぶようにしましょう。
適度な運動
産後1ヶ月を過ぎると運動不足を実感し始める時期でもあります。運動をしたいな、と思った場合は家の中でもできる筋トレを始めると良いです。
妊娠中はあまり動くことができませんから、運動量も少なくなります。運動量が少なくなると、筋肉量も少なくなり、消費できるカロリー量も減るので太りやすくなってしまいます。
産後1ヶ月という時期に筋トレを初めて筋肉量を増やしておけば、後からじわじわ太るということを防ぐことができます。
シンプルな腹筋や背筋だけだと、三日坊主になる人が多いです。赤ちゃんを抱っこしたままスクワットをしたり、赤ちゃんをお腹に乗せて腹筋をしたり、という工夫をして楽しくトレーニングをすると継続して行えます。
産後ダイエットで骨盤矯正と合わせて運動すると、太るということを防ぐことができ、元の状態に戻りやすくなります。
赤ちゃんがお座りできる時期になったら、赤ちゃんと一緒にウォーキングをするという方法もあります。
赤ちゃんも家の中にいてばかりだと機嫌も悪くなるので、ベビーカーの乗せてウォーキングをすることで、赤ちゃんの気分転換にもなりますし、ダイエットにもなります。