美容外科技術は年々進化を遂げています。一昔前までの美容外科の治療には、あまり良い表現ではないかもしれませんが、スプラッタなイメージがありました。メスを使って患者の体を切り開き、あちこちいじくり回して作り直すようなイメージを持つ人が多かったのですが、最近はだいぶ状況が変わってきています。これは美容外科の治療全般に言えることですが、最新の医療技術を利用した患者の体への侵襲が少ない治療が主流になってきています。豊胸手術の場合にも全く同様のことが言え、メスで切って人工乳腺バッグを挿入するのではなく、ヒアルロン酸や自分の脂肪を注入する豊胸手術が採用されるケースが多くなってきています。近年では、最新の再生医療に基づいた自分の血液を使って行う豊胸手術が考案されています。美容外科の豊胸手術は、今後さらに進化していくものと予想されています。
目次
注入系の治療を受ける際の注意点について
肌にメスを入れずにバストアップしたいと希望している人に大人気となっているのが、注入系の豊胸手術です。注入系の豊胸手術であれば、手術が短時間で済みますし、ダウンタイムもほとんど不要です。手術を受けた直後からいつも通りに生活することができるというメリットは見過ごすことができませんが、何といっても、傷跡を気にする必要がないという点が最大のメリットです。ただし、自分の体から取った脂肪を注入する場合は、豊胸手術の前に脂肪吸引手術を受ける必要がありますので、手術時間が長めにかかります。また、2～3cm程度とはいえ脂肪吸引するための傷跡が残りますし、ダウンタイムも長めにかかります。ですので、本当に時間をかけずに豊胸したいと考えているのであれば、ヒアルロン酸を注入する方法を選ぶようにした方がよいでしょう。
注射後にはマッサージ
脂肪溶解注射は脂肪を溶解させる薬剤を注入する事によって余分な脂肪を取り除く事が出来ます。ただ、脂肪溶解注射を受ける場合には注射を打ったらそれでおしまいにせずに、しっかりとマッサージをする事によって、より効果的になります。薬剤を注射すると、どうしても薬剤は注入した部分に溜まり、そのままにしているとなかなか周囲には広がっていかないです。そこでマッサージをする事によって薬剤を周囲に浸透させて、薬の効果を高めるのです。脂肪排出効果を高め、血行を促進して脂肪分解速度を上げてくれるだけではなく、注射後の腫れを抑える効果もあるので、マッサージはしっかりと行った方が良いです。 施術後にはマッサージを行ってくれる病院もありますが、別料金となっている場合もありますので、別料金で行ってもらわない場合は自分でしっかりとマッサージをした方が良いです。
大体いくらぐらいなのか
脂肪溶解注射は一本当たりの相場は大体2,3万円程度となっています。どの部分をどの程度に脂肪を取り除きたいかにもよりますが、お腹周りや太ももなどの脂肪がつきやすく、面積も大きい場合にはある程度の本数を行う必要があるために、病院によっても値段はかなり変わってきますが、10万円や20万円程度はかかってしまう事も珍しくはないです。ただ、それでも脂肪吸引よりは大分費用は安く済ませる事が出来ます。 また、脂肪溶解注射は一回注射を打ったら終わりという訳では無く、3回から5回程度、病院に通う必要があります。一回当たりの施術時間は数分から十数分程度と比較的短時間で終わりますが、一度注射を打ったらそれで終わりという訳ではないです。
シワの改善
人間とは年を取ることによって肌の弾力がなくなり徐々に顔や手のシワなどが目立ってきてしまいます。 特に人間が第一印象で何処を見て相手を判断するかというとやはり見た目、つまり顔を見るわけです。 自宅で言えば玄関のようなもので、中身が如何に素晴らしい人でも入り口が残念ならマイナスからのスタートとなってしまいます。 特に営業の仕事に就いていらっしゃる方にとっては見た目というのは大切なのではないでしょうか。 営業職の方以外でもこれから結活を控えているので、加齢によって見た目が変化し始めているなんて場合は厄介です。 シワのなかでもほうれい線や目尻の小皺などは非常に目立つ類のシワなので必要があるなら速やかに対応したほうがいいでしょう。
ヒアルロン酸でシワの悩みを和らげよう
ヒアルロン酸をご存知の方は多いのではないでしょうか。 洗顔クリームの中にも含まれているので普段から利用しているという方もいらっしゃるかもしれません。 ですが、ほうれい線のようなシワを和らげたいなら、クリニックで直接体内にヒアルロン酸を注入してもらう必要があります。 ヒアルロン酸を外側から塗りこんでも期待するような効果を望むことはできません。 一番確実なのは経験豊かな医師によって気になる部分にヒアルロン酸を注入してもらうことです。 ほうれい線は笑ったときにだけでなく平時でも目立つので確実に効果が見込める方法によって対応することが必須です。 ほうれい線をヒアルロン酸で和らげたいなら、治療を行ってくれるクリニックに電話相談してみるのも有効な手段です。
美容外科の魅力
加齢や紫外線などで顔のほうれい線やたるみが目立ち始めて、実年齢より老けて見られて困っているという方は多分にいらっしゃいます。ほうれい線やたるみ対策には化粧品や美顔器などで対策するという方もいらっしゃいますが、それよりも確実にほうれい線やたるみの悩みを解消するのでしたら、美容外科で診察を受けるのが最も確実です。現在の美容外科は医療技術も格段に進歩しており、気軽に受けられるようになっていますので、ほうれい線やたるみを化粧品や美顔器などを試してみてもあまり効果が出なかったという方にもお薦めです。また、費用の方も数万円程度(美容外科によって異なる)で受けられるようになっていますので、診察を受ける前には美容外科に費用の確認をしておきましょう。
最近の治療法にはどんなものがあるのか
最近の美容外科でのほうれい線やたるみの治療の特徴として最も多くなっているのがフェイスリフト、注射、レーザー治療などが一般的になってきています。まずフェイスリフトですが、これはハリと糸を使用してたるんでしまっている皮膚を引っ張りフェイスラインを引き締めることができる方法です。またフェイスリフトは短時間で効果を実感できるということで人気になってきています。次に注射ですが、これは注射器でヒアルロン酸を注入して肌を持ち上げる方法です。外科治療に頼ることなくほうれい線を解消することができるということで注目を集めています。最後にレーザー治療ですが、これはレーザーを肌に照射してコラーゲンを増やす方法です。いずれの治療法も受ける前には医師の説明を詳しく聞いてから受けるようにして下さい。
ボトックス注射の特徴
注射を打つだけで気になっている症状を簡単に改善することができるため、ボトックス注射を用いる美容外科の治療が大人気になっています。美容外科の治療は大掛かりで値段が高いものばかりだというイメージが定着していますが、ボトックス注射にはそのようなイメージを一新してしまうような特徴があります。まず、ボトックス注射の料金は、一般的な美容外科の治療方法に比べるとかなり安価になっています。また、注射を打つだけで施術が終わりますので、時間の都合がついた時に気軽に治療を受けることができます。とても利便性が高い治療方法であるため、多くの人がボトックス注射を用いた美容外科の治療を受けていますが、治療効果に永続性はないということを理解しておく必要があります。注射の効果は概ね6ヶ月程で消失しますので、効果を長持ちさせたい人は、再度注射を打ち直す必要があります。
複数のクリニックを比較してみましょう
先程も述べた通り、ボトックス注射の料金は、他の美容外科の治療方法に比べるとグッとリーズナブルな価格になっています。とはいえ、クリニックによって料金設定に違いが生じていることは事実ですので、治療を受ける前に複数の美容外科クリニックの料金を比較してみることをおすすめします。何軒ものクリニックに電話をかけてみるのは億劫だという人が少なくありませんが、インターネットを利用すれば、簡単に料金情報を収集することができます。クリニックによっては注射1本あたりの料金が倍以上違っているようなことがありますので、事前の料金比較を欠かすことはできません。ただし、あまりにも値段が安すぎる場合は、質の良くないボトックスが用いられている可能性が高いので、逆に注意する必要があります。料金が高いか安いかだけで利用するクリニックを決めるべきではありませんが、賢い選択をするためにも、入念な料金比較を行うようにすることをおすすめします。
