トラブルを招く間違った頭皮ケア

[color color="#0000FF"]頭皮のニオイやかゆみ、フケ[/color]などの症状が出ている人というのは、改善すべく日頃から頭皮のケアを行っていることでしょう。 しかしながら、その頭皮ケア方法は本当に正しいものでしょうか。 この記事では正しい頭皮ケアについて紹介しています。 いつも行っているのが間違ったケアではないかチェックしてみましょう!

実は間違ってるかも?トラブルのもととなる頭皮ケア

頭皮トラブルを引き起こしやすい頭皮のケア

頭をかく女性の後姿

シャンプーしているのに……。女子なのにフケかゆみが増加するのはなぜ? | 髪のせんせい

髪によかれと思いながらケアをしていても、実は髪に悪影響を与えてしまっていたという場合もあります。 例としてあげると、よく間違いがちなのが「1日に何度もシャンプーをする」ということです。 汚れに気遣って、1日に何度もシャワーを浴びてシャンプーをする人が居ますが、洗いすぎは頭皮の皮脂を落としすぎて頭皮が乾燥してしまう結果となります。 頭皮が乾燥すると頭皮のバリア機能が低下してしまい、紫外線やホコリなどのダメージが直接頭皮に影響を与えてしまいます。 また、皮脂を落としすぎることで、身体が「皮脂が足りない」と思い込んで、皮脂が過剰分泌されてしまいます。皮脂が過剰分泌は薄毛の原因の1つで、毛穴が皮脂や汚れによって詰まり髪が生えるのを阻害してしまいます。 こうして何度もシャワーを浴びることで、頭皮が乾燥している状態と皮脂が過剰分泌されてしまう状態が繰り返されてしまい、[color color="#0000FF"]頭皮の悪循環[/color]となってしまうのです。 対策として、皮脂は適度に保つ必要があるのでシャンプーは1日1回が目安です。 1日の汚れを落とすために夜がベストで、朝にスッキリしたり寝癖を治したりするためにシャワーを浴びている人は、シャンプーを使わずにお湯だけで洗い流すようにするといいでしょう。 他にも、間違いがちなケアとして下記のような項目があります。

強すぎるブラッシング

汚れを落とすために強くブラッシングをしてしまうと、頭皮を傷つけてしまいます。 髪をブラッシングする時は頭皮に軽くあてるようにして、毛先からブラッシングしていきましょう。 強く引っ張りすぎないよう髪を押さえながらやると、より力を入れることなくブラッシングすることができます。 力を入れすぎると頭皮に傷をつけてしまいますので、[color color="#FF0000"]マッサージをするような感覚でやると効果的[/color]です。

肌質にあっていないシャンプーの使用

シャンプー選びは頭皮や髪のケアにとても大切で、肌質に合わないシャンプーは効果がでないだけではなく悪化させてしまうこともあります。 乾燥肌の人は刺激の弱く保湿成分があるシャンプーを、髪が油っぽくて困っている人は洗浄力の強いシャンプーを選ぶようにしましょう。 一般的にスーパーやドラッグストアで取り扱われているものの多くが洗浄力の強いシャンプーで、乾燥肌の人向けのシャンプーは少なめです。 乾燥肌の人向けのものは、成分表を見て「ココイル~」「ココアンホ~」「ラウロイル~」といった成分が記載されているアミノ酸シャンプーを利用するといいでしょう。 アミノ酸シャンプーは低刺激で保湿効果もあります。

間違ったヘアケアで引き起こされるトラブル

適切ではない頭皮のケアを行い続けると、かゆみやかさぶた、ニオイ、炎症やフケといった様々なトラブルが引き起こされてしまいます。こうした症状が出ている場合は改善のため、まだ出ていないという場合は予防のためにも日々の頭皮ケアを見直してみましょう。 では、次は正しいシャンプーのやり方について紹介していきます。

これでばっちり!正しいシャンプーの方法

シャンプーする女性

髪のせんせい|薄毛の悩みを解決

シャンプー選びも大切ですが、シャンプーを正しく使うことも同じくらい大切です。 以下の正しいシャンプーの手順を知って、頭皮や髪の健康を保ちましょう。

 

  1. ブラッシングをして大まかな汚れを落とす。軽く頭皮にブラシをあてながら、毛先から優しくブラッシングしていく。
  2. 38度前後のお湯で素洗いをして、ブラッシングで落ちなかった汚れを落とす。
  3. 適量のシャンプー(ショートヘアならワンプッシュ、ロングなら500円玉程度)を、手や洗顔ネットなどで泡立てる。直接頭皮につけるとすすぎ残しの原因になるので、泡立ててから使うようにしましょう。
  4. 爪を立てると頭皮が傷つくので、指の腹を使って頭皮をマッサージするようにして洗う。
  5. 数分(3~5分程度)かけてゆっくり丁寧にすすいでいく。

意外に知らない正しいトリートメントの方法

トリートメント・コンディショナー・リンスの効果とは?

シャンプー

健康な頭皮を維持する為に選びたいケアシャンプーって何?l 髪のせんせい

男性はシャンプーだけ、またはシャンプーとリンスだけを使っているという人も多いです。 そのため、トリートメントやコンディショナーと聞いてもどういった効果があるかわからないという人も居ます。 また、女性でもなんとなく習慣的に使っていて効果までは気にしていない人も居るのではないでしょうか。 各ケア用品の正しい使い方にあわせて、どういった効果があるのかも見ていってみましょう。

トリートメント

髪の内部に浸透して、髪が受けたダメージを補修していく効果があります。 髪にうるおいやハリ、コシを取り戻すために使われるもので、ダメージで傷んだ髪にはトリートメントを使用するようにしましょう。 使用する時はシャンプーの後で、水気をしっかり切ってから頭皮につけないようにして使用します。 ぽんぽんと髪に浸透させるように、軽く叩くようにしてつけましょう。 つけた後は2~3分ほど置いて、浸透するのを待ってから洗い流すようにします。 洗い流さないトリートメントもありますが、その場合はお風呂上がりにタオルドライをして、ドライヤーをする前に使います。

コンディショナー

髪の表面を滑らかにして、ハリやコシを与えます。 保湿効果もあるため、髪の手触りがしっとりとして指通りをよくすることができます。 最近ではリンスの代わりによく使われています。 使用する時はトリートメント同様、シャンプー後に水気を切ってから行います。 手のひらにトリートメントを馴染ませ、毛先から手ぐしをするようにしながら髪に行き渡らせていきます。 ムラなく髪に馴染ませたら、ぬるつきを感じなくなるまでしっかりすすぎます。

リンス

リンスの使用方法はコンディショナーと同じで、手のひらに馴染ませてから毛先から行き渡らせます。 ムラなく髪に馴染ませてから、髪からぬるつきがなくなるまでしっかりすすぎます。 リンスには油分で髪の表面をコーティングするという効果があって、シャンプー後のごわごわした手触りをよくするためのものでした。ですが、最近のシャンプーは洗い上がりでも滑らかになるものが増えてきています。 そのためリンスの需要が低下してしまい、店舗に置かれる数も減少している傾向にあるようです。

最後まで気が抜けないドライ方法

ドライヤーをする男性

正しいドライヤーの使い方 l 髪のせんせい

まずはタオルドライから

洗い上がりの後で重要なのはタオルドライ(乾かす)方法です。 せっかくケアをした髪をゴシゴシとこするように拭いてしまっては意味がありません。 まずは頭皮の水分を取るようにしてタオルをあて、全体の水気を取っていきます。 全体の水気が取れたら、両手で挟むようにしてタオルを持って髪の水気を吸収していきます。根本から毛先に滑らせるようにして水気を取っていきましょう。 水滴が垂れない程度にまで水気が取れればOKです。

ドライヤーを正しく使おう

タオルドライだけではしっかりと乾かすことができないため、ドライヤーはちゃんと使うようにしましょう。 自然乾燥は細菌が繁殖しやすく、せっかくお風呂でケアした意味がなくなってしまいます。 ドライヤーを利用する時は髪に近づけすぎないように、同じ場所に長くあてないようにして乾かしていくとダメージを与えることなく乾かすことができます。 目安としては、同じ場所に2秒以上あてないようにして、頭部から20センチ以上離してから利用してください。 乾きにくい髪の毛の根本から、毛先は指を通しながら行うことでしっかりと乾かすことができます。

頭皮に潤いを与えるための化粧水(ローション)とヘアトニック

乾燥頭皮には化粧水がおすすめ

乾燥肌の頭皮の場合には、化粧水の使用も保湿として効果的です。 化粧水は髪に水分と栄養を補給してくれ、キューティクルを保てるようにしてくれるので美髪効果も期待できます。 使うタイミングは髪を乾かし終えた後で、化粧水を適量手にとって頭皮に揉み込むようにして使います。 あわせて同時に頭皮マッサージを行うことで、血行促進も行えます。

 

男性の後ろ姿

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薄毛対策のためにヘアトニックも

ヘアトニックは血行促進効果があって、髪が育つのを補助してくれます。 また、殺菌作用もあって清潔感を保ちやすく、さっぱりした使用感があります。 使用するタイミングはタオルドライが終わった後、ドライヤーの前です。 適量を散布させて、生え際からつむじに向かって揉み込むようにしていきます。 指の腹でマッサージするよう揉み込んだ後は、指の腹で全体を馴染ませるようにトントンと叩いていきます。 最後にドライヤーで全体を乾かせば完了です。

頭皮ケアを見直して健康な地肌を手に入れよう

いかがでしょうか。普段何気なく利用していて、正しい使用方法を知らなかったという人も居ることでしょう。 今から始めても遅いということは決してありませんので、この機会に頭皮のケア方法を見直してください。 頭皮の健康を保って、頭皮トラブルを予防・改善しましょう!

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