豊胸手術の方法にはいくつかの種類がありますが、2カップ以上胸を大きくしたいと考えているのであれば、人工乳腺バッグ挿入法による豊胸手術を受ける必要があります。希望するサイズの人工乳腺バッグを選んで挿入してもらうことができますので、思い通りの大きさの胸にすることができます。この人工乳腺バッグ挿入法による豊胸手術の料金は、バッグの大きさではなく、使用するバッグのグレードによって変わってきます。最先端技術のバッグを挿入する手術を受ける場合であれば、生理食塩水バッグを挿入する豊胸手術よりも高額の費用がかかります。一方、せいぜい1カップくらい大きくすることができれば十分だという人には、ヒアルロン酸注入法が適しています。ヒアルロン酸注入法による手術の料金は、人工乳腺バッグ挿入法よりも低い設定になっているケースが多いです。
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注入系のバストアップ手術を受ける人が多くなってきました
胸を大きくしたいという希望を持っていたとしても、体内に異物を挿入する手術を受けるのは嫌だと考える人が少なくありません。最近の人工乳腺バッグの品質はかなり良くなっていますので、副作用や後遺症の心配をする必要はほとんどありません。しかし、30年後、40年後にどのような状態になっているかについては、解明されきれていない部分があります。万が一体内でバッグが破損するようなことがあったとしても、体に害のない物質が充填されていますので、あまり神経質になる必要はありません。でも、できれば体に異物を挿入しない方法で豊胸手術を受けたいと希望する患者がたくさんいます。現実的なことを考えると、ここ数年は、注入系の豊胸手術を受ける人の数が多くなってきています。特に、自分の体から採取した脂肪を注入する方法を選ぶ人の数が確実に増えてきています。
豊胸手術について
豊胸手術には様々な種類がありますが、実際に受けている人が一番多いポピュラーな手術は、人工乳腺バッグ挿入法による豊胸手術です。最近は、脂肪注入法やヒアルロン酸注入法による豊胸手術を受ける人が増えてきましたが、治療効果が一番長く安定的に保たれるのは、人工乳腺バッグ挿入法です。他の方法には、体にかかる負担が軽減されるというメリットがある反面、効果に永続性がないというデメリットもあります。でも、人工乳腺バッグ挿入法を利用した場合は、それこそ死ぬまで豊かな胸を維持し続けることができます。ただし、人工乳腺バッグは患者の体にとって異物ということになりますので、手術を受けた後でマッサージを行わないと、皮膜拘縮を起こしてしまう可能性があります。重い皮膜拘縮を起こしてしまうと、挿入したバッグを摘出せざるをえなくなりますので、術後は医師の指導の元に、きちんとマッサージを励行する必要があります。
人工乳腺バッグ挿入法の種類について
人工乳腺バッグ挿入法による豊胸手術は、大きく2種類に分けることができます。1つは乳腺下挿入法で、もう1つは大胸筋下挿入法です。簡単に言うと、バッグをどこに挿入するかという違いなのですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。大胸筋下挿入法による豊胸手術は、手術時に乳腺を損傷してしまう心配がないため、今後出産する予定がある人に向いている方法だと言われています。また、大胸筋の下にバッグを挿入しますので、痩せ型の体型の人でも皮膚の上からバッグの輪郭が見えてしまう心配がありません。ただし、術後の痛みがひどいというデメリットがあります。一方、乳腺下挿入法は、産後のバストの垂れを解消したいという人に向いています。こちらの方法の方が、術後の痛みや腫れが少ないというメリットがありますが、見た目や触り心地でバッグの挿入がバレてしまいやすいというデメリットがあります。どちらの方法にも一長一短がありますので、医師とよく相談してみることをおすすめします。
鼻中隔延長術
鼻中隔延長術とは鼻の先を下向きに長くし、鼻の形をすっきりとさせる美容整形施術です。生まれつき鼻が短い人、鼻の先端部が上を向いたブタ鼻の人、L型プロテーゼ挿入後に鼻が上向きになってしまった人、正面から見た時に鼻の穴が見える人などに適しています。 手術は鼻の穴を左右に分けている鼻中隔軟骨に自分の耳や肋骨から採取した軟骨を継ぎ足します。手術方法には外側から見える皮膚表面を切開するオープン法と、鼻の穴の中から切開するクローズ法があります。オープン法は視野が広く状態を正確に把握しながら施術できますが、外から見える傷跡が数か月間残ります。クローズ法は傷跡が残りませんが、オープン法に比べ施術が難しくなり、大きな変化を希望するときはお勧めできません。鼻中隔延長術の費用は60~90万円程度となっています。
鼻中隔延長術のメリットとデメリット
鼻は顔の中心にあり、顔全体のバランスに大きな影響を与える存在です。鼻中隔延長術のメリットは半永久的に鼻の形が良くなり、顔全体に好影響が及ぶことです。鼻中隔延長術では自分の体から採取した軟骨を利用するので、異物の混入に対する不安やストレスがありません。 しかし、鼻中隔延長手術は鼻の手術の中でも難度が高く、このため、医師の選択は慎重に行う必要があります。 デメリットとしては正しく手術が行われないと、鼻先がゆがむ、鼻腔が狭くなり下から見ると鼻中隔が膨らんで見えたり、呼吸がしずらくなります。また、数年経ってから鼻先の皮膚が薄くなり軟骨の輪郭が浮き出る恐れもあります。他にもオープン法による傷跡、クローズ法による施術の失敗、軟骨採取の際の傷跡などがあります。
切らずにできる
フェザーリフトとはたるみの気になる部分に医療用の糸を埋め込みリフトアップする方法のことをいいます。フェザーリフトに使われている糸はポリプロピレン製の細い糸で、一般的な外科手術でも使用されている安全性の高い糸です。糸を皮膚の下に埋め込むことでリフトアップ効果があるほか、埋め込まれた糸の周囲にコラーゲンが生成されるので、肌のたるみを解消することができます。フェザーリフトの効果の持続期間は、個人差はありますが4~5年間は続きます。従来の皮膚を切除して行なうリフトアップは、腫れや痛みが長期間続くデメリットがありましたが、フェザーリフトはダウンタイムが短いので今後リフトアップの主流になっていくかもしれません。
フェザーリフトはいくつかの注意点があります
フェザーリフトは皮膚のたるみを解消するのに効果的な方法ですが、いくつかの注意点があります。皮膚を除去する手術と比べると、フェザーリフトのたるみの解消の効果や持続期間は少ないので、たるみが大きい方は手術をするフェイスリフトをしたほうが効果的なことがあります。フェイスリフトをすることによる皮膚の引きつれを起こすことがありますし、たるみを改善できないこともありますので、技術のしっかりした医師の施術を受けることが大切です。またフェイスリフトに失敗してしまうと、たるみが解消されないだけでなく、顔のバランスが変わってしまうこともありますので、医師選びは慎重にしてください。フェザーリフトは肌のたるみの改善に効果がありますが、慎重に判断することが大切です。
相談と気になる価格
美容外科では、顔や身体の形などを変える事ができるので、コンプレクスを抱えている人にはお勧めです。目の大きさや鼻の形、胸の大きさなど、遺伝要素が強いパーツの悩みは、セルフケアでも改善することが少なく、思いつめる人も多いです。 しかし、美容外科という医療機関では、医療行為を用いて悩みを解決するので、高い満足度を得る事が出来ます。 美容外科を受診する時に大切なのは、最初のカウンセリングです。施術内容やダウンタイム、料金や通院期間など様々な事を話し合い、納得してから施術を受ける事で、不安も取り除かれます。 また、美容外科によっては、カウンセリングを行う人と執刀する医師が異なる場合があります。その場合、思いの行き違いもありますので、出来る事なら同じ人が行なうシステムの方が、安心して受けられます。
美容外科の平均価格
美容外科では、様々な治療を行うことが出来ますが治療によって治療費が変わってきます。 まず、最も安く行うことが出来る治療としてはマッサージが挙げられオイルマッサージになってくると三千円が平均価格と言われており非常に安く治療することが出来ます。 また、美容外科では医療脱毛を行うことが出来ますが、医療脱毛に関しては脱毛サロンなどで行うよりも安く行うことができ、平均価格としては五千円が相場と言われています。 美容外科で行っている治療には、自宅でも行うことが出来る様に美容外科で使用している薬などを処方して自宅で治療するといった方法もあります。薬の平均価格は種類にもよりますが、五千円から八千円が平均価格と言われています。
乳がんのための
乳房再建術は乳がんなどで乳房を失った女性のための治療です。ただ、せっかく新たな乳房を作ってもがんが再発してはまた切除しなくてはならないので、この乳房再建術が行えるのは再発のリスクが少ない場合に限られます。 乳房再建を希望される場合は形成外科などの専門のクリニックに行き、精密検査を行います。乳房再建術には自分の体の組織を移植するものと内部にシリコンなどの人工物を入れるふたつの方式があります。したがって、検査の結果に基づいて自分に最も適した治療法を選択することになります。 体の組織を移植する場合は自然な質感が再現でき、それを生涯維持することも可能ですが、組織を切り取った部分に傷が残るのと乳房の状態によっては再建が難しいのが難点です。それに対し、人工物を入れる方式は手術が簡単で体の他の部位を傷つけることもありませんが、何年か後には中身を入れ替える必要があります。
乳房再建の方法は
乳房再建というのは多くの場合乳がんの手術をして乳房切除となり、術後、身体が安定してからもう一度乳房のある体に戻りたいと思うみなさんの希望です。女性にとって乳房のない状態は、日常的に不便を感じるものです、切除した側にパットを装着して服を着なければならない、友達と一緒に温泉に入れない、女性として喪失感を感じる、などです。 乳房再建は、主治医と相談の上、乳がん治療の終わった1年~2年後に行われることが多いです。乳房再建方法としては、再建を望む人に合わせたシリコンバッグを脇の下のシワに沿って切開し、挿入する方法です。以前シリコンバッグから液状のシリコンが漏れ出すという事故例が報告されましたが、最近のバッグはジェル状のシリコンが入っていて、安全性は格段に上がっています。 乳がんの手術後に皮膚が縮んでいる場合は、まず皮膚をシリコンが入っても良い状態にするために準備期間が必要です。脇から空のバッグを挿入し、少しづつ生理食塩水をいれて、皮膚がなじむようにします、月1回には通院が必要です。時間をかけて大きさを調整し、健康な側と同じ位のバッグと差し替えます。乳房再建は保険の適用例になる場合もあります。