医療脱毛を受けてみたいけど
レーザーを当てるなんてなんか怖いし
サロンでどんな施術を受けるか
わからないから不安と考えている方はいませんか?
私自身も定期的な自己処理がめんどくさいので全身脱毛、
特に自分では処理しにくいVIOや背中の脱毛に興味があるのですが
金銭的・時間的にも余裕が無いので半ばあきらめていました。
ですが、実際に医療レーザーで全身脱毛を経験した
友人から話を聞いて考えが変わりました。
医療脱毛は別に怖いものではないし
思っていたよりずっと安く、気軽に脱毛ができるようです。
さらに、自分に本当にあうサロンの見分け方も教えてもらえました!
それをもとに、初めての医療脱毛に対する不安や
心配事を解消できる情報をまとめてみました。
ここを読めば医療脱毛が
もっと身近になる事間違いなし!!
目次
1 医療脱毛とは?
◆特徴と疑問◆
医療脱毛とは、毛が成長するもととなる
毛乳頭を熱で破壊する医療レーザーを当てて毛の成長を止めることをいいます。
こうしてみるとすごく怖そうな感じがしますね(笑)
レーザーを当てたらやけどしないの?とか毛の元を破壊しても
肌に影響はないの?などいろんな疑問が湧いてくると思います。
それを踏まえて特徴を見てみましょう。
その① ~レーザーは安全!~
レーザーと言うと、SF映画に出てくる武器→破壊→怖い
というイメージを持ちがちですが
医療脱毛に使われるレーザーは肌にダメージを与えません。
このレーザーは毛に含まれるメラニン色素(黒い色素)のみに
反応して熱を与える性質を持っていて
毛母細胞と毛乳頭細胞という毛を作るう上で
欠かせない2つの細胞を破壊して
毛の生える機能を完全に失わせる事ができるのです。
この時の熱は毛根部分のメラニンのみを選んで破壊するので
周囲の肌や皮膚には反応しません。
なので火傷や怪我をする可能性はほとんどありません。
その② ~痛みはあります!~
痛みがあるのかと聞かれれば
あります。
個人の感じ方にもよりますが輪ゴムで弾いたような痛みがあり
特に色素沈着を起こしている(黒くなっている)箇所や
皮膚が薄く敏感な場所、太く濃い毛が密集している箇所は
痛みを強く感じる事があるのです。
しかし、回数を重ねて毛が薄くなってくれば
少しづつ痛みは軽くなっていきます。
痛みは初回~2回目がピーク
そこからどんどん下り坂になっていくので安心してくださいね!
◆脱毛エステとの違い◆
医療脱毛と脱毛エステは同じように見えますが、効果は全く違うものです。
脱毛エステは使用するレーザーの関係で脱毛効果は一時的なものですが
お試しキャンペーンやクーポンを利用することで
安く施術してもらえるのが特徴です。
痛みも医療脱毛に比べて控えめなのでとにかく気軽に初められます。
医療脱毛は脱毛エステと比べて値段は高いですが
術者が専門の知識と技術で施術をしてくれるので確実かつ安全
受け続けることで永久脱毛の効果も期待できます。
どちらも一長一短あるので一概にどちらがおすすめとは言えないのですが
永久脱毛をしたいのかどうか、なにより自分の懐具合と相談して決めるのが吉です。
続いて、医療脱毛と脱毛エステのそれぞれの要素をさらに詳しく見ていきましょう。
①術者が違う
脱毛サロンで施術をしてくれるのはエステティシャンですが
医療脱毛はその名の通り医者ないし看護師が施術をしてくれます。
レーザーの照射パワーが脱毛エステで使うものより強いので、
扱うには資格が必要なのです。
加えて、施術前に必ずあるカウンセリングも医師からの診断という形で
より専門的に受けることが出来るのも特徴です。
②痛みの程度は医療脱毛>脱毛エステ
医療レーザー脱毛よりも脱毛エステの方が痛みを感じにくいです。
レーザーの照射パワーが弱いことが原因なのですが
その分照射回数(通う回数)が多くなるというデメリットもあります。
③脱毛エステでは永久脱毛は出来ない
ここが最大の違いです。
脱毛エステで使えるレーザーの出力では
毛根や毛乳頭までダメージを与えることが出来ません。
繰り返しになりますが
それ以上の出力で照射をするためには
資格が必要になるのです。
なので、脱毛エステで永久脱毛はできません。
あくまで毛を減らす・太い毛が生えてくるのを
抑えることが目的になります。
医療脱毛なら高出力のレーザーの照射を繰り返すことで
永久脱毛することができます。
以上、3点が大きな違いですね。
結局のところ、どの程度まで脱毛したいのか
定期的に通えるほどの金銭的余裕はあるのか
で選ぶ事になりそうですね。
2 医療脱毛のメリットとデメリット
・エステの光脱毛と比べて通う回数が少ないので、最終的には安く済む
・アフターケアが万全
脱毛後のアフターケアは特に重要です。
術後にもらえる炎症避けのクリームや専用の冷却材で
ちゃんとケアすることも大事ですが
それでも何かあったときに相談が出来ると安心ですよね。
医療脱毛を受けられる医療機関は術後の相談を無料で
受け付けてくれるところもあるので
安心して施術してもらえるのも脱毛サロンにはないメリットです。
・術後もヒリヒリと痛むことがある
・毛嚢炎(ニキビのようなもの)が出来る可能性がある
当然いいことずくめではありません。
毛穴のバリアが薄くなるので、肌のリスクの可能性があります。
こういう万が一のときに備えて
メリットでも挙げたアフターケアの
しっかりしたところを選ぶのもポイントです !
3:医療脱毛の料金は?部位によって変わるの?
個人的に一番気になっている場所です(笑)
医療脱毛の料金は、”1回何円”ではなく
部位によって何円”というように考えます。
ワキ:◯円、足・腕:◯円みたいな感じですね!
それらを全部ひっくるめたのが全身脱毛コースです。
全身脱毛コースの相場はだいたい19万円~35万円の間で
様々なキャンペーンを狙って
申し込めばさらに安く施術してもらうことが出来ます。
ただ、全身脱毛コースでも脱毛してもらえない場所が
あるということに注意してください。
全身脱毛でも脱毛してくれない場所がある!?
全身脱毛と言っても
うなじやVIOラインはコースに含まれず
別料金になるクリニックもあります。
テレビや雑誌などの「脱毛したい場所ランキング」
でも必ずと言っていいほど上位に入るほど
気になる場所なのに受けられないなんて残念ですよね?
なのでコースに含まれているかどうかを
よく確認しておくのが大事です!
うなじやVIOラインを含めた値段は?
完全な脱毛ができる8回コースで見てみると95,000円程度
薄くする程度の5回コースなら60,000~90,000円程度かかるようです。
つまり、全身脱毛コース+100,000円程度で考えておけばいいですね
医療機関で受けるにも関わらず、保険の対象外なのです。
なので医療脱毛を受けるときに保険証が必要ないかといえばそうでもありません。
契約するときに身分証明書として提示することが出来るからです。
4:医療脱毛を受けるサロン選びのポイント
私は安いところなら別にどこでもいいし
何なら友人におすすめのサロンを
紹介してもらおうかなくらいに思っていたんですが
特に考えずに選ぶと失敗することも多いそうなんです。
そこで、自分にあったサロンを選ぶための5つの基準を設定してみました。
1・予約が取りやすいかどうか
脱毛してもらうためには当然予約が必要になってきますが
その予約自体がとりにくいサロンも多いようです。
基本的には2ヶ月おきくらいに通うのが理想ですが
予約の状況によっては5ヶ月待ちなど倍以上間が空くということもありえます。
そうなると効果的とは言えないので
定期的に予約が入れられるかどうかをしっかりと聞いておくといいでしょう。
2・料金設定はどうか
「安いからここにしよ~!」とすぐに決めるのは良くありません。
何かと追加料金がかかって結局普通のサロンよりも高くついたり
脱毛効果が薄かったりと安いがゆえのデメリットがあるからです。
かと言って「料金が高すぎて家賃が払えないよ~」
(これはさすがに行き過ぎかな?)のように
サロンの料金が生活に影響を与えるほど
高いものを選ぶのも良くありません。
毎回余裕を持って払えるかどうか
もしくは決められた回数や期間で脱毛しきれなかった場合のことも
考えて自分にあった料金とコースを選ぶようにしましょう!
3・通いやすい場所かどうか
脱毛は1~2年かけて行うものなので、そのサロンやクリニックが
自分にとって行きやすい場所かどうかも重要です。
家から通うのか、職場の帰り道から通うのか
天気が悪いときにも面倒にならない距離かどうか、駅から近いかどうか…
などなどいろんな要素を組み合わせて自分にあった場所を見つけてください。
4・アフターケアがしっかりしているか
施術後には肌の熱を冷やす必要があります。
サロン側でのアフターケアはどんな方法を取るのか
聞いておくことをおすすめします。
術後にジェルや冷却シートで冷やすのが一般的で
家用のシートを帰りにくれるところもあります。
このアフターケアがしっかりしているところを
選んでおけばリスクを最小限に抑えることが出来ます。
レーザーの打ち漏れや肌にダメージがあった場合のために
施術から数日経ってからでもカウンセリングが
受けられるかどうかも重要なポイントです。
以上の4つをまとめると、正しいサロン選びのポイントは
自分の生活スタイルを乱さないかどうかではないでしょうか。
お試しコースを実施しているサロンも多いので
実際に行って雰囲気を見るのもおすすめです。
ランキング・比較サイトと口コミだけでは
どうしても情報が偏ってしまいますからね!
5:全身脱毛完了までにかかる期間
医療脱毛で全身脱毛を目指す場合
およそ1年間でスケジュールを組みます。
2~3ヶ月に1回ずつ施術して
5回通うことになります。
この2~3ヶ月は”毛周期”と呼ばれる毛の
生え変わるサイクルに合わせたもので
今表に出ている(成長期)、まだ肌の中に隠れている(休止期)
成長を終えてもうすぐ抜け落ちる(退行期)のうち
レーザーの効果がある(成長期)に合わせた期間です。
しかしこれはあくまで目安です。
予約が取れなかったりやむを得ずキャンセルということになった場合は
脱毛完了までの期間は長くなります。
6:脱毛は夏が終わってからが本番!
もっとも脱毛したくなるタイミングは
肌の露出が増える春~夏にかけてですが
その時期はクリニックも混み合いますし
そもそも夏までに施術が完了しません。
なので、夏が終わった9月~10月頃に脱毛を始めるのがおすすめです。
それには3つ理由があります。
①次の夏に向けて秋~冬には脱毛を始めておきたい
2ヶ月毎に施術して、全5回と考えるなら
9月に施術を始めた場合来年の5月に施術完了する予定です。
ちょうどいいくらいの時期ですね。
これより遅れてしまうと夏にギリギリ間に合わないのです。
②予約が取りやすい
9月に入ると肌を出す機会が少なくなるので
脱毛をする必要が薄くなります。
したがってクリニックにも人がまばらになってきます。
つまり予約が取りやすくなるのです。
人気のクリニックだと春から夏にかけてのシーズン中は
数カ月先まで予約でいっぱいという状況も
珍しくないので先手を打つという意味でも有効です。
③紫外線に気を使わなくてもいい
日焼けをしていると施術を受けられない可能性があるので
日焼け対策を忘れずにというのは
先ほど書いたとおりなのですが
秋から冬にかけては紫外線量が減るので
特別気を使う必要がありません。
服装も肌が自然に隠れる長袖になっていくので
自然に紫外線対策が出来ます。
その分お肌が乾燥しやすくなるので
しっかりと保湿をして肌にうるおいを
与えることを忘れないようにしてくださいね!
補足:施術の跡を無理なく隠せる
施術後に肌が赤くなってしまっても
長袖なので自然に隠すことが出来ます。
脱毛中であっても自分の好きな格好が出来るのが
秋~冬に脱毛することの最大のメリットかもしれません。
夏が終わったらすぐに次の夏に
向けて走り出さないと間に合わないようですね!
でもこれを知っておくだけで
他の人よりも一歩先んじる事が出来ますよ!
7:医療脱毛のVIOの剃り方と整えた後の形
私はVIOライン(おへその下から、股と太ももの付け根あたりの
アンダーヘアがあるVライン、デリケートゾーンの両サイドを指すIライン
肛門周りの毛を表すOラインのこと)の脱毛にも興味があるので
VIOも一緒に脱毛してくれるコースを探そうと考えているのですが
ここでいくつか疑問が湧いてきました。
「知らない人に下半身を見せるのは恥ずかしい!
どんな体制・格好で施術されるの?」
「どんなメリットとデメリットがあるの?」
この2つが特に気になります!
文字通りデリケートな問題なので、しっかりと疑問を解決してから
施術してもらいたいですよね!
その情報も徹底的に調べてみました。
【どんな体制・格好で施術されるの?】
脱毛時には、貸してもらえるタオルガウンを着る事が多いようです。
バスローブをイメージしてもらえればいいと思います。
このガウンを下着を脱いで着用し
施術のときにはめくって必要な部分だけをみせて
レーザー照射という流れです。
その他にも前部分が可動する専用の紙パンツを履いて
レーザー照射のときにずらすという方法を
とっているクリニックもあります。
(下の図を参照)
こっちは見られる面積が最小限になりますね。
どちらにしろ多かれ少なかれ
下半身を術者さんに見られることになるのですが
術者さんはプロです。見慣れているのでマジマジと
下半身を見られたり余計な一言を
言われたりすることは絶対にありません。
それに施術中はレーザーから
目を守るために目隠しをしてもらえるので
そもそも視線を感じられませんし
自分がどんな格好をしているのかもわかりません。
格好や姿勢で恥ずかしい思いをすることは決してないと思います。
【VIO脱毛のメリット】
・清潔に保てて快適
・処理の必要がなくて快適
・生理中でもデリケートゾーンを快適に保てる
・オシャレが楽しくなる
・コンプレックスが解消できる
アンダーヘアの処理ってめんどくさいですよね…。
まぁ別に誰に見せるってわけじゃないですけど
サボってたら温泉にも行けないし
ファッションの選択肢も減ってしまいますし…
残しておいてもあんまりいいことはないので
思い切って脱毛してしまうのもいいかもしれませんね!
生活面でもデリケートゾーンの清潔さを保ったり
コンプレックスが解消されたりといいことずくめ…
ではあるのですが、視点を変えると
こんなデメリットもあるのです。
【VIO脱毛のデメリット】
・男性には賛否両論
・脱毛したことによって逆に目立つこともある
・脱毛すると元の形には戻らない
・施術後に肌が赤くなることがある
(短くて数時間、長くても数日で引く)
毛のないツルツルな状態は
温泉などで同性からの目線が気になったり
男性の中には「不自然でイヤ!」と
脱毛に否定的な人もいます。
さらに
「脱毛すると元の形には戻らない=一生そのままのスタイル」
であることも頭に入れておかなくてはいけません。
この先数十年を考えて脱毛をするべきですが
生理やデリケートゾーンの清潔さについては
一生をかけて付き合っていかなければいけない問題です。
中には「介護が必要になった時を考えてハイジニーナにすることを選んだ」
という人もいるくらいなので
長い目で考えて脱毛のコースを選ぶのがいいかと思います。
8:まとめ
最後に医療レーザー脱毛の特徴をまとめます!
(脱毛エステとは違う種類!エステでは永久脱毛はできません!)
・専門の資格を持った医者が施術してくれるので安心!
(ただし痛みは脱毛エステよりも強い。)
↑痛みのピークは1~2回目。
そこからは痛みも下り坂になっていく
・全身脱毛でもVIOやうなじが別料金になる場合があります!
コース内容を要チェック!
・コース選びの決め手は「どのくらいの量を脱毛したいのか」。
それを実現するために必要なコースを選ぶこと!
芸能人とか美意識の高い人にしか縁のないものという
イメージだった医療脱毛が、こうしてまとめるとなんか
身近な存在に思えてくるから不思議ですね!
別に美意識や誰かに見せるためだけでなく
自分の快適生活のために脱毛をする人も増えてきています。
別に特別なブームが起こっているというわけではありませんが
このどさくさに紛れて(言い方笑)
除毛して快適な毎日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
私もいくつか気になるサロンがあるので
お試しから始めてみようと思います。