ファンデーションでも隠しきれない毛穴の黒ずみ、今すぐにでも消したくありませんか?
鼻や頬の上、唇のキワに現れたボツボツ、ザラザラした黒い毛穴。つい指でつまんで中身を絞り出したくなりますが、「肌に悪い」とよく言うし、手当しづらいですよね。
この記事では綿棒やオリーブオイルなど身の回りにあるもので毛穴の黒ずみをオフする方法や肌のざらつきを取り除いてくれる洗顔方法などをご紹介しています。
そして「食べることで毛穴の目立たなくさせる」という意外なケア方法も。
特別な道具も必要ないので、この記事を読んだあとスグにトライすることができますよ!
目次
1 毛穴の黒ずみ、どうやったら除去できる?
肉眼でもはっきりと確認できるとほど広がってしまった毛穴。
跡を残さないようにケアしていくためには、無理やり指で中身を押し出そうとせず、優しくオフしてあげましょう。
・綿棒&オリーブオイルで除去!
オリーブオイルと綿棒で毛穴の黒ずみを除去することができます。お家にある綿棒にたっぷりとオイルを染み込ませ、鼻や頬など毛穴の黒ずみが気になるところを軽くマッサージしてください。
毛穴の中に入りこんだ皮脂や落としきれなかったメイク汚れがオイルになじみ、この方法で汚れをある程度オフすることができます。
綿棒の滑りが悪くなったら再度たっぷりとオイルを染み込ませましょう。鼻に直接オイルを塗っても大丈夫。
綿棒を肌に強くこすりつけてしまうと表面をいためてしまいます。気持ちいい圧力でやさしくマッサージを行いましょう。
・パックで除去!
コットンをお湯に浸したものを、毛穴の黒ずみが気になる部分に貼ります。温めることで毛穴が自然に開くので、毛穴の奥の汚れが取れやすくなります。
毛穴が開いたところで洗顔泡をたっぷりとのせていきます。
洗顔料の泡をピンポン玉1個分くらい、毛穴が気になる部分全体にのせていきます。
もし洗顔ブラシがあれば、洗顔ブラシで毛穴奥の汚れをかき出していきましょう。
毛穴の汚れを除去したあとはしっかりと洗顔し、化粧水、乳液で保湿をしましょう。さらに好みの美容液を使えば毛穴が目立ちにくくなります。
・洗顔で除去!
余分な皮脂を落とす効果のあるクレンジング使い、毛穴の黒ずみを落とすことができます。
まず、クレンジングを手のひらにのせて温めます。その後顔の中心から外側に向かってマッサージをしながら塗っていきましょう。その後はぬるま湯で十分にすすぎます。
乾燥肌の方は顔の皮脂を落としすぎないよう、温度を下げてすすぎましょう。
洗顔料は泡立ちや吸着力が優れたものを選びましょう。たっぷりの泡で洗うことお肌にかかる摩擦ダメージを軽減してくれます。柔らかい泡で顔を包み込むように優しく洗ったら、25度~30度くらいのぬるま湯でしっくり洗い流しましょう。
・化粧水で保湿
毛穴の黒ずみを取り除いた肌を保湿するために、たっぷりの化粧水で顔を潤しましょう。手のひらに化粧水を出したあと、顔にあててしばらく置くことで、洗いたてのお肌にしっかり水分を入れることができます。
コットンを使う場合はひたひたになるほど染み込ませ、ペタペタと叩きつけるのではなく顔の上においていくように優しく塗布しましょう。目じりや小鼻にはコットンを四つ折りにして化粧水を毛穴に入れ込むように使用するのがコツです。
化粧水をお肌に浸透させたら蒸発しないように、乳液やクリームでふたをしてあげましょう。
2 毛穴の黒ずみ、開き、たるみの原因って?
毛穴の黒ずみはすべての方が同じ原因ではありません。黒ずみの原因は角栓、メラニン色素、沈着、加齢など多様に分かれています。せっかく綺麗にしたお肌に再び黒ずんだ毛穴を作らないためにも、原因を探っておきましょう。
・角栓のつまり
肌を触るとボコボコ、ザラザラ……そんな毛穴の黒ずみは角栓に皮脂やメイクの残りが詰まって酸化しているのが原因です。
毛穴の中で過剰に分泌された皮脂が、古い角質やメイク、大気の汚れやほこりと混ざり合って固まってできたもの。
それが紫外線や空気に触れて、参加して黒ずんでしまいます。
ついつい指でつまんで搾り取りたくなりますが、お肌に悪いので厳禁です。
帰宅後にメイクを落とさず就寝したり、別の用事をして洗顔が後回しになっていませんか?
帰宅後すぐに洗顔を行うことで、毛穴の負担を和らげて角栓が作られるのを防ぐことができます。
・メラニン色素による黒ずみ
毛穴の黒ずみは確認できるのに、触るとあまりボコボコ、ザラザラしていないのなら、毛穴の入り口にメラニン色素が定着し、色素沈着していることが原因です。
メラニン色素が沈着する原因ですが、原因は紫外線、毛穴パックや指でむりやり角栓をとってしまうときに起きた刺激が考えられます。
毛穴の縁に色素が沈着している毛穴の黒ずみは、お肌の代謝を上げてメラニンを排出しやすくすることが大切です。首をゆっくりと時計回りに回したり、シャワーではなく湯船の入浴、リンパマッサージをするなど血行を促進させるケアをしてみましょう。睡眠不足やストレスも代謝の停滞につながりますので、生活習慣を見直すことも改善につながります。
・開き&たるみ毛穴
年齢に関係なく開いた毛穴が気になっているのなら、皮脂腺が大きいために毛穴の入り口が大きく開いている可能性があります。
さらに30代以降から頬の毛穴が目立ってきたと感じるなら開いた毛穴がたるんだ「たるみ毛穴」の可能性が高いです。
たるんだ毛穴は通常の毛穴と違い、下方向へ向かって楕円状に開いていきます。
これは加齢や乾燥のダメージによって、お肌内部のコラーゲンやエラスチンといったハリ、弾力を保つ成分の数が減ったり、お肌を支える近たが弱まってしまうために、お肌にある毛穴までもが下がってしまうのです。ですのでこのタイプの毛穴にはエイジングケアがポイントになります。
・お肌の水分不足
肌が乾燥していると外部からの刺激に弱くなり、刺激からお肌を守るために皮脂を多く分泌させようという機能が働きます。
肌の水分の蒸発を防ぐために、毛穴が露出し皮脂が過剰に分泌されることで、毛穴の黒ずみの原因へとつながってしまうのです。
また、水分が少なくなることで肌と肌の隙間が開き、毛穴が目立ちやすくなります。肌をふっくらさせて決めを整えるためにも、保湿ケアが重要になるのです。
3 目立つ毛穴を体の内側から治す!
ビタミンB群は毛穴の黒ずみが気になる方におすすめです。
ビタミンB2には皮脂を過剰に分泌するはたらきを減らし、B6が皮脂の分解を助けてくれるのです。体の内側からしっかりケアすることで肌荒れや毛穴の存在を感じさせないなめらかな肌作りを目指すことができます。
ビタミンB群はレバーや鶏肉、魚卵、まぐろ、さけなどの魚類で摂ることができます。
肌を整えてくれるビタミンA、βーカロテンなどもおすすめです。
4 まとめ
毛穴の黒ずみとる方法を何個かご紹介いたしましたが、共通していることは
①毛穴を温めたり油をなじませることで柔らかくさせる
②無理に引っ張ったりせずに柔らかくなったところをやさしく落とす
ことだと思います。
特別なエステや美顔器に頼る必要がなく、自宅で簡単にできるケアなので暇なときにササッと行えるのも嬉しいポイント。
さらに内側からのケアや食生活などの生活習慣を見直すことでさらに毛穴レス肌にアプローチをかけることができますよ!
これからはメイクでごまかすのではなく、素肌から毛穴の黒ずみを目立たなくしてみませんか?