「株式会社きれい」 ノニジュースやノニ石鹸を販売する「米寿堂」 など、ノニを原料とする商品を扱う会社は多く存在します。 それらの会社のHPを見ると、必ず紹介されているのが、「西垣敏明先生」です。 ノニについての専門家という紹介がされていますが、顔や名前を初めて見た人にとってはピンと来ないはず。 いったいどんな人物なのか、プロフィールと所属する会社について調べてみました!

西垣敏明先生はどんな人?

西垣敏明先生画像 https://noni-ken.jp/?p=139

西垣敏明先生プロフィール

1967年4月 長崎大学薬学部製薬学科 入学 1972年4月 同上卒業(生化学教室)と同時にキッセイ薬品工業株式会社入社(松本市) 一貫して新薬の安全性評価に従事 1975年12月 結婚(松本の方)、二児の父親 1988年9月 キッセイ薬品工業株式会社退職(約16年半勤務) 1989年1月 信州大学より医学博士号授与(研究テーマ:1型アレルギー時の肥満細胞の脱顆粒の電子顕微鏡的観察 抗アレルギー薬トラニラストの肥満細胞内分布のラジオオートグラフィーによる研究) 1989年2月~1993年8月 財団法人食品薬品安全センター勤務(約4年半) 1989年4月~1993年7月 JICA(独立行政法人国際協力機構)専門家としてフィリピン政府保健省に出向(約4年) 1993年9月~1998年9月 ㈱イナリサーチ勤務(約5年) 2000年1月 現 ㈱エムケーラボラトリーズ設立          ・ODA(外務省:政府開発援助)調査員          ・インドネシアのノニ果実の研究、輸入販売          ・その他、インドネシアの熱帯植物の研究           (ブアメラ、ココナッツオイル) 2008年~現在 60歳を契機に退職、顧問就任 3カ月毎にインドネシア訪問
https://goo.gl/6M8MDJ
CiNiiで公開されていた論文の情報を見た限りですと、キッセイ薬品工業に所属していた間は医薬品成分の安全性に関する論文を発表しています。 退職してから、信州大学で肥満細胞における抗アレルギー薬の作用を電子顕微鏡で解明し、博士号を得ているようですね。 専門は病理学や毒性学、アレルギーなどのようですが、15年前に出会ったノニに興味を持ち、現在でもノニの研究を行なっているようです。

過去投稿された論文

30-I-09 ノニ製品の活性酸素種消去能及びスコポレチン含量の評価(その他,医療薬学の扉は開かれた)

日本医療薬学会年会講演要旨集 16, 330, )

ノニジュースのイリドイド吸収

2001年より、インドネシア産のノニジュース中の有効物質分析・品質評価の共同研究を行っている、長崎大学薬学部のグループがイリドイドの吸収・件中濃度測定の研究結果を発表しています。 九州保健福祉大学和田教授ほか、長崎大学薬学部、長崎国際大学中島学長によるショートコミュニケーションの形での研究報告です AAは胃あるいは小腸で酢酸エステルが加水分解され、DAAとなって吸収されるものと考えられる。 AAの吸収速度はDAAに比べて遅いことが推測される。 イリドイドとしての効果は、DAAによることが強く推測され、血圧低下や脳卒中予防による延命効果はDAAによるものとも推測される。 今回の実験は麻酔下で行われているので、実際の吸収や排泄の実態を正確に表していないかもしれないが、DAAの血中濃度が8時間まで上昇していることは興味ある現象。 8時間以降の成績がないが、ノニジュースは1日1回の適量飲用で十分な効果が期待できるかもしれない。 今後の吸収・排泄の推移成績が待たれる https://noni-ken.jp/?p=522

インドネシアのノニジュースは脳卒中予防に効果

東京ノニ研究所および協賛会員の(株)エムケーラボラトリーズは、武庫川女子大学薬学部東洋医薬学研究室(高明教授)と10年以上もの間共同研究を行ってまいりました。 インドネシア産のノニジュースが、ヒトの高血圧症・脳卒中と同じ機序で起きる病態動物モデル(SHRSPラット)で高血圧症を予防・治療することが直ちに明らかになりました。 この研究成果は2010年の日本薬学会総会で発表し、東京ノニ研究所の皆様にはご報告申し上げました 病態動物モデル(SHRSPラット)を用いて再現実験を行っていますが、100%確実に同じ結果が得られています。 作用の詳細を明らかにするため、試験管内での様々な細胞シグナルへの影響を研究し、その都度最新の研究成果を報告してきました ノニ果汁の脳卒中予防効果を明らかにするため、自然高血圧症・脳卒中易発症ラット(SHRSP)を用いて実験を行った。 ノニ果汁投与によって、体重、摂食量、節水量に変化はなかった。 しかしながら、ノニ果汁を本病態ラットに投与したのち、収縮期および拡張期血圧は統計的有意に低下した。 さらに、ノニ果汁は動物の生存率を増加させ、尿中の一酸化窒素濃度は有意に高く、脳血管内皮細胞の一酸化窒素合成酵素のリン酸化レベルを上昇させた。 血管内皮細胞内の一酸化窒素合成酵素のリン酸化には、二つの経路がある。 一つは、インスリン依存性の経路であり、他はインスリン非依存性の経路である。 インスリン依存性経路では、インスリン受容体基質(IRS1)やプロティンキナーゼB(Akt)のリン酸化には変化はなかった。 インスリン非依存性経路としては、AMPKリン酸化の発現、LKB1やSirt1が、SHRSPラットの脳内で有意に増加していた。 これらの成績は、インスリン非依存性回路を刺激して脳内の血液循環の改善、一酸化窒素産生の増加や一酸化窒素産生酵素のリン酸化を高めることによって、脳卒中を予防したことを示唆する。 このように、実験に使用されたインドネシア産有機ノニジュースは、飲み続けることによって脳内の血液循環を維持・改善して、脳卒中を予防し、寿命延長に寄与するものです。 脳血管の血流改善は、日本人の大半を占める循環障害によるアルツハイマー病の予防にも効果があることが推測され、同様に心臓血管の梗塞を予防することも考えられる。 https://noni-ken.jp/?p=362

主な著書

熱帯産“薬用果実”ノニの熟成パワー~ガン予防から抗菌・鎮痛作用、ダイエット、美肌まで~

ノニの本画像

博士の愛した赤い果実ブアメラー肺ガン予防・美肌効果で注目のβ-クリプトキサンチン高含有のフルーツ

ブアメラの本画像

みなみのノニ子ドタバタ奮闘記

ノニ子画像 ※(著・編集:西垣敏明 イラスト:杉原明菜)

東京ノニ研究所とは

研究所イメージ HP上での情報によると、東京ノニ研究所は個人会員や賛助企業の年会費で運営される「非営利団体」とされています。 住所を調べた結果、西垣敏明先生が設立・顧問となっている「M&Kラボラトリーズ」と同じであったため、おそらくM&Kラボラトリーズ内の研究所だと推察されます。 東京ノニ研究所の主な活動は、大学研究機関との共同研究や調査、セミナーや書籍によるノニの情報の提供、さらにノニ供給国への支援活動も行っているようですね。

(株)M&Kラボラトリーズはどんな会社?

M&Kラボラトリーズは、主にインドネシア産のノニを原料とした健康食品や、化粧品などを扱っている会社です。 2000年にノニジュースを初めて国内で紹介した企業だそうで、無農薬・無化学肥料で作られた素材を使用するなど、天然素材にこだわった商品を販売しています。 インドネシアにある工場はHACCP※認定工場であるため、品質に関してもしっかりと管理されているようです。
HACCPとは?
「Hazard Analysis and Critical Control Point」の頭文字からなり、食中毒菌や異物混入などのリスクを防ぐための衛生管理手法のことです。
FAOとWHOの合同機関である食品規格委員会から、このHACCPの手法は発表されているため、国際的にも認められた手法といえます。
審査機関から認証されることで、HACCP認定証が発行されます。認定証を得ている工場は、いわば国際的に見ても衛生管理が徹底した工場と判断できます。

M&Kラボラトリーズの主な活動

1999年:ノニについて国内外の研究機関と研究開始 2000年:ノニの原産の国インドネシアよりノニジュースの輸入開始 ODA調査のためグアテマラ、モーリタニア、インドネシア、中国へ 2005年:インドネシア原産のブアメラおよびEVCOの研究開発開始 インドネシア政府と日本の二国間共同研究に関する提案 2006年:在日インドネシア政府より感謝状を授与 2007年:インドネシア政府とブアメラに関してMTA(Material Transfer Agreement)を締結 インドネシア政府と熱帯薬用植物に関する共同研究の覚書(MOU,Memorandum of Understanding)調印 2008年:ブアメラに関して安全性・抗腫瘍性研究継続 インドネシア国食品飲料協会協賛会員 http://www.thisismk.co.jp/company

M&Kラボラトリーズの販売商品

ノニ原料の商品

  • 有機ノニまるごと搾り(インドネシア産100%ノニ搾汁)
  • バリノニ石鹸(わく練り透明石鹸)
  • ノニハーバルティー
  • ジャワノニ茶葉
  • 濃縮ノニスプレー(育毛・鼻炎・切り傷・虫刺され・火傷などに使用)
  • アイ・アームレスト(ノニ種子入りアイピロー)
  • ノニの根(染色剤)
  • ノニ種子

ブアメラ原料の商品

  • ブアメラ500VE(サプリメント。プロビタミンA、ビタミンEなど)

EVCO(天然ココナッツオイル)原料の商品

  • EVCO食用オイル
  • 保湿剤(美容オイル)

ニーム

  • ニームオイル(害虫忌避など)
  • ニームスプレー(害虫忌避など)
  • ニームケーキパウダー(土壌改善・肥料)
  • ニーム茶
  • ニーム種子

インドネシア特産の商品

  • バリ島の塩
  • きんま茶
  • グアバ番石榴茶
  • ほっかほか赤ショウガ
  • 蘇芳色素粉末

東京ノニ研究所の協賛会員企業

企業のイメージ ◆(株)M&Kラボラトリーズ ◆株式会社きれい [getpost id="1169"] ◆バリアンズ株式会社 ◆株式会社ロイヤルバリ ◆株式会社サーブ ◆株式会社J・M・F ◆株式会社ノニメイト ◆(株)あいかん ◆新日本総合美容研究所 ◆PT Morindo Interanational、Indonesia ◆新食工業株式会社 ◆株式会社健康堂本舗 ◆BaliNoni in Korea ◆フェルモ株式会社 ◆米寿堂

まとめ

調べ物をする男性 調べてみた結果、西垣敏明先生はノニ関連の商品を販売するM&Kラボラトリーズの顧問であり、国内におけるノニ研究の第一人者だということがわかりました。 顧問を務めるM&Kラボラトリーズも、HACCP認証を受けているきちんとした工場で商品を製造しています。 さらにインドネシアでのノニ果汁製造技術援助によって、在日本インドネシア大使館から感謝状をもらっており、日本とインドネシアをつなぐ活動を行なっている立派な会社だということがわかります。 ノニ自体の効果や効能がまだ研究段階であるため、西垣先生やM&Kラボラトリーズの知名度も低いようですが、これから研究が進めば、国内でも大いに注目されるようになるかもしれませんね! mp;amp;a=N9314g-f315571N&p=2634846t" style="3d" background="#0c7fdc" size="10" center="yes" radius="round" icon="icon: caret-square-o-right"]ランブット公式サイトはこちら]]>