抜け毛の原因のヘアカラー!育毛剤で改善できる?
育毛剤でできるのは予防・改善のみ
育毛剤の主な効果は、頭皮の保湿・血行促進効果です。 頭皮の保湿は、乾燥による頭皮への刺激を抑え、頭皮環境を整える効果があります。 血行の促進は、髪の成長を促すと同時に、頭皮の炎症を緩和することができるのです。 どちらの効果も、ヘアカラーによる頭皮の炎症を抑えて、症状の予防や緩和をすることが期待できます。 しかし、育毛剤は医薬品のような強い効果はないため、使用してすぐに症状を完治することはできません。 抜け毛の治療目的ではなく、あくまで症状を緩和するためのケアの一つとして使用すると良いでしょう。ヘアカラーで抜け毛が起きた場合はどうする?
皮膚科での診察
ヘアカラーが原因で抜け毛が起きているなら、真っ先に皮膚科での診察を受けましょう。 頭皮のダメージによる抜け毛は、基本的に皮膚科で対応してくれます。 ヘアカラーによる抜け毛で、特に注意するべきなのが、アレルギーによる症状。 アレルギーの場合、何度も使用することで重症化することもあります。顔全体が腫れ上がった事例もあるため、注意が必要です。 http://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_008/pdf/8_houkoku_gaiyou.pdf 消費者庁のサイトでも、たとえかゆみなどの軽度の異変でも、皮膚科での診察を受けるように注意を呼びかけています。 ヘアカラーをやめた後も抜け毛が止まらない場合は、皮膚科での治療を受けるとよいでしょう。◆皮膚科での主な治療方法
ステロイド外用薬の処方(症状が重い場合は内服薬も処方する)