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ストレートパーマの抜け毛・薄毛は女性育毛剤で改善できる?
育毛剤の効果1:頭皮の保湿
市販されている女性育毛剤には、頭皮の保湿成分が含まれています。 頭皮を保湿することは、外部刺激から頭皮を守る上で重要です。 紫外線や活性酸素のほか、肌に棲む悪玉菌からの刺激など、頭皮にはさまざまな刺激が与えられています。 こうした外部刺激を受け続けると、頭皮の炎症が慢性化し、抜け毛などの原因に。 頭皮を保湿することで、水のバリアが外部刺激を和らげ、炎症の改善を後押ししてくれるのです。育毛剤の効果2:血行の促進
頭皮の血行が促進されれば、髪の成長を後押しすることができます。 薄毛は抜け毛だけでなく、髪自体が細くなってしまうことも原因。 頭皮の炎症で髪の成長が阻害されると、生える髪が細くなります。 すると、地肌が透けて見えやすくなり、薄毛が目立ってしまうのです。 女性育毛剤によって血行をよくすれば、頭皮の毛細血管にもたくさんの血液が流れ、髪を作る細胞にも栄養が届きます。 この働きにより髪が太く成長し、地肌が目立ちにくくなるのです。ストレートパーマが原因の抜け毛の対処法は?
ストレートパーマを受ける頻度を抑える
ストレートパーマで抜け毛が起こるのは、パーマをかける時に使う1剤・2剤の影響。 1剤はアルカリ性の還元剤で、髪の結合を切断し、スタイリングしやすい状態にします。 2剤は酸性の酸化剤で、髪の結合を再び促すことで、スタイリングした髪型を固定するために使用されます。 この1剤・2剤は頭皮に刺激を与えるため、刺激性接触皮膚炎によって、頭皮が炎症を起こしやすいのです。 こうした症状は、ストレートパーマを何度も行っている人に現れやすいです。 対策として、原因であるパーマの利用頻度を抑えることで、頭皮へのダメージを抑えられます。 特に何度もパーマを利用している人は、パーマ落としのため、ストレートパーマを受けている人もいるでしょう。 こうした人は、ストレートパーマのみを利用している人よりも髪や頭皮にダメージを受けやすく、抜け毛・薄毛のリスクが高いため注意しましょう。皮膚科での治療
ストレートパーマを利用したことがきっかけで、深刻な抜け毛・薄毛に悩まされている場合、皮膚科での治療が不可欠です。 薄毛の治療とはあまり関わりがなさそうな皮膚科ですが、頭皮に関するトラブルの対処もしっかり行なっています。 抜け毛・薄毛の症状が気になる場合は、念の為診察を受けたほうが良いでしょう。皮膚科で治療を受けるのはどんな時?
抜け毛が増えたからといって、いきなり皮膚科で治療を受けるというのは気が引ける人も多いはず。 そこで、皮膚科ですぐに治療を受けるべき人と、そうでない人の違いをまとめてみました。すぐに治療が必要な人
- 施術後のジンジン・ヒリヒリとした痛みを翌日以降も強く感じる
- 頭皮からネバネバした黄色い液体が出ている
- 頭皮を触るとブツブツやかさぶた、腫れがある
- 施術後に大量のフケが落ちるようになった
- 施術後、シャンプーするとごっそり抜け毛が落ちるようになった
- 耳やうなじ、顔にも腫れが広がっている
しばらく様子をみるべき人
- 施術後に軽くヒリヒリしたが、しばらくして何も感じなくなった
- シャンプー後、髪がいつもより2~3本多く抜けてるような気がする
- ブツブツや腫れ、フケなど、頭皮の異常はまったく見られない
- 施術後頭にかゆみがあったが、シャンプー後はかゆみがなくなった